寿命~時の記念日

10 6 月, 2009 (08:35) | コラム(ライフスタイル), 推薦図書 | No comments

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本日5時起床. 今日,6月10日は『時の記念日』です.知っている方も多いのではないでしょうか.

今日の話題は,この「時」,「時間」について考えてみたいと思います.モノには全て,寿命があります.「永遠なんてない」ってことです.つまり,永遠とは,概念的なものだったり,一先ず連続する事象を例えた言葉なんだと思います.

蝋燭の炎が消えるように,我々の命,生命の命も消えていきます.日々は,蝋が溶けるようなもの.この時間が短ければ,果敢なく感じ,可哀想な気もします.しかし,医療や福祉の現場に身を置き,日頃生活をしていると,必ずしも,時間や生命の長短がその人の人生ではないと,感じるのです.

人の寿命は,80歳といわれています(日本人の場合,男性:79歳,女性:85歳).アフリカの国々では,いまだ平均寿命が30歳,40歳です.

他の生き物を見てみると,鯨は人間同様に約80年,次いで象が約60年.カメは,千年生きるといわれていますが,実際は約20年前後といわれています.ハツカネズミは約3年・・・となっています.ここでわかるのことは,大きな生き物は長生きをし,小さな生き物は短命であるということです.

これについては,二つの視点で,整理されることが多いです.①生き物(動物)が成長するスピードは,体重の4分の一条に比例して大きく・長くなるという法則があり,大きな動物ほど成長に時間がかかりその分,寿命も長くなります.もうひとつは,②心拍数のスピードです.人間が一秒に一回だとした場合,ハツカネズミは0.1秒に一回ですし,象は3秒に一回です.つまり,人間の一秒は,ハツカネズミにとっては10秒となります.そして,どの動物も,一生の心拍数は約20億回とされ,使用するエネルギーが同じということです.

そう考えると,人間の寿命はもう少し短いのではないか・・・と思うでしょう.そうなんです.実は,人間本来の寿命は,野生動物と同じ法則で考えた場合,約30年といわれています.医療の発達や文明の発達によるものですが,実は,人間は他の動物や生き物と比べても特殊であることがわかります.

もう少し視点を変えて,生き物の寿命を考えてみると・・・

太陽の寿命は約50億年といわれています.地球は,この太陽系に属している為,太陽の影響を直接受けますので,太陽の寿命と同じといえます.が,ある科学者は,地球の寿命を約76億年と推定しています.

ま.どちらにしても,我々が生きている間に答えがわかることではないので,スルーしたいと思います.

もっと深刻な問題は,地球(世界)人口が急増する反面,食料や資源などが十分に確保できないという事態に陥っているということです.地球(世界)の人口は,現在,約67億人といわれていますが,統計では,2030年に100億人,2070年に200億人,2150年には800億人に達するとしています.しかし,このように人口は増えていきません.なぜか?それは,それを賄うだけの食糧や資源が不足するからです(事実現在も不足しています.正確には偏っています).石油に関しては,このまま使い続けると,45年で使い切ってしまうとされています.

もうひとつ.サンゴ礁の寿命についてお話したいと思います.

サンゴ礁は,海洋生物の種の約4分の1の棲家であり,海生態系の多様性を維持する意味で極めて重要なのです. サンゴ礁という生態系は,約2億年以上生存している地球上で最も生産的で最も古いものなのです. その環境上の重要性とは別に,サンゴ礁は,地元の経済・観光事業・漁業・人間の健康(薬などに使われています)など多くにおいて非常に重要なのです.しかし,急速な勢いでこの巨大な資源を私たちは今失っているます.

現在,世界のサンゴ礁の約25%がすでに死滅したと見られています. もし現在の傾向が続けば,30年から50年のうちに完全にこの資源を失うと予測されています.つまり,このままの状況では,サンゴ礁の寿命は30年から50年ということになります. これと関連して,海の魚介類にも影響を与えます.

以上のことから,地球の寿命を左右する要因は,我々の日々の生活.小さな「おこない」なのだと思います.一人ひとりが出来ることからはじめることが大切なのだと思います.

私も,少しずつですが,自分を飾ったり,物質的に豊かになることが,幸せでカッコいいということではないと気がついてきました.以前少しブログで書きましたが,現在(現代)のスマートな価値観は,物質的な豊かさでなく,内面の心に響く豊かさこそが,真の豊かさであり,幸せなのだと思います.

本日は,一日病院勤務.夜間の講義です.時間を大切にしたいと思います.皆様も,素敵な一日を・・

  左:『ヒトはどうして老いるのか』 右:『爆笑問題のニッポンの教養~ヒトはなぜ死ぬのか?』

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リッチモンドという人

9 6 月, 2009 (08:17) | コラム(ライフスタイル), コラム(介護・福祉・医療), 東京学芸大学 | No comments

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本日4時半起床.この頃少し早く目が覚めます.明るくなると「起きる」といった,自然なリズムです.冬場の4時は真夜中ですが,この時期の4時は朝です.日本でも,サマータイムを導入すればいいのに.と思うことがあります.

昨日は,午前中病院勤務.午後から学芸大で講義でした.今回は,授業の詳細のお話はしませんが,演習の授業では,先週に引き続き,他者理解を中心に,ロールプレイを行いました.

援助技術の授業では,リッチモンドを取り上げました.私個人的には,リッチモンドをもう少しじっくりやりたいのですが,テキストで,リッチモンドの『Social diagnosis:社会診断(1917)』や『What is social case work?:ソーシャルワークとは何か(1922)』に関して,細かく説明をするものがありません.そのため,講義では,板書を中心に,リッチモンドが科学的根拠としたものは何か,「個人」と「社会環境(環境)」をどのように規定し,それらの関係性をどのように整理したのか.ソーシャルワーク目的はなんだったのか・・・などを,丁寧に解説していきます. 

リッチモンドのソーシャルケースワークの定義については,小松(1991)によって紹介されています.それによると,『人間社会環境との間を個別に,意識的に調整することを通してパーソナリティを発達させる諸過程から成り立っている』と紹介しています.このほか,杉本(1963)もリッチモンドのソーシャルワーク定義を紹介しています.

整理していみると,リッチモンドの時代のソーシャルワーク萌芽期におけるソーシャルケースワークの目的は,パーソナリティの発達でした.ではパーソナリティとは何か?それは,人間における生来的・個人的なものを意味するものではなく,教育や経験,他者とのかかわりなどによって,身についていくものであり,体質的遺伝や受け継がれた普遍の生来的特質は,個人的なものであり,パーソナリティではないとしている.つまり,パーソナリティとは,人間の発達してきた共同社会や制度に密接に関係しているということです.

そのため,パーソナリティを形成する要素には,「社会環境」も必要となってきます.リッチモンドは,社会環境を以下のように整理しています.社会環境とは,単に空間的な環境ではなく,人間の思考や人間環境を維持していけるギリギリの際までに拡張され,人間における感情的,情動的,精神的生活に,実際に影響を及ばす範囲であるとしています.

このことから,パーソナリティとは,個人に所属するものですが,極めて社会環境の影響を受けてるものであり,視覚的にいうと「皮膚」のような存在であるといえるのではないでしょうか(これはあくまでも私の表現です).

ソーシャルケースワークの定義にある「諸過程」については,前著の『Social diagnosis:社会診断(1917)』を参考にして欲しいと思います.これを指しています.

更に,リッチモンドは,洞察(アセスメント)として,「個人性の理解」と「環境の理解」を挙げ,アプローチや援助視点(行為)としては,慈善的視点や心(心理面)に対する直接的な作用と,社会資源を通じての間接的作用や社会資源の活用を挙げています.このほか,共感の重要性や技能訓練(ソーシャルワーク教育)の重要性も述べています.

・・・と,リッチモンドのことを語ると,止まらなくなってしまいます.昨日も講義でお話しましたが,各自で,自主学習をしておくとよいのではないでしょうか.続きは,以下の参考文献をご覧ください.

  左:小松源助著(中央法規出版) 右:杉本一義著(出版館ブッククラブ)

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ブログメイル~いつもありがとうございます.

8 6 月, 2009 (08:06) | コラム(ライフスタイル), 推薦図書 | No comments

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本日4時起床. 今日は,朝からやることがたくさんありますので,早起きです.昨日,完全にOFFだったため,今日はやることがたくさんあります.

本日は,午前病院勤務.午後から学芸大の講義です.

今日は,いただくメイルから感じたことを書きたいと思います.このブログは,「コメント欄」がないので,皆さんがどのように感じているのかキャッチしにくかったり,読者の方が共感できたり・・という点では,不十分さがあります.が,私自身,皆様と繋がっていると感じています.

それは,皆様から,ブログ内容に関するご意見や感想,同感・共感メイルをたくさん届いているからです.詳細はわかりませんが,察するに北は北海道から南は四国・中国地方(沖縄や九州の方が読んでくださっているかは,まだわかりません).と,全国の方々.年齢も,同世代の方から,新卒の方や学生さん,私より先輩の方々.職種もソーシャルワーカーさんも,介護福祉士(ケアワーカー)さんも,看護師さんも,ケアマネジャーさんも,保育士さんも,大学の先生も,学生さんも,多職種の方・・と・・,幅広く読んでいただいております.

いつも,本当にありがとうございます.

また,このブログに期待することもそれぞれです.ソーシャルワーク業界のことを知りたい方,共有したい方.ソーシャルワークを学ぶ方.新人ワーカーで,心理的・精神的支持を求める方.ソーシャルワーカーの実生活を知りたい方.露木信介の『情熱』の源を知りたい方.まったく違った業界の方で,ソーシャルワークや福祉に興味を持ってくださる方.日記として見てくれている方.紹介する本を楽しみにしてくださる方(推薦の本を結構皆さん,読んでいただいています).・・・・,本当に様々です.

いただくメイルは,大学での講義の話や,社会福祉士の国家試験の話.新卒・新人ワーカーの方へのメッセージ,当院の新人ワーカーの話,私の旅の話,私の「お疲れモード」の話・・・などなどに対する,様々なコメントをいただいております.ありがとうございます.

あと,必ず,メイルの締めくくりに,私のカラダを心配してくださる方・・・本当に多いです.

体調に関してですが,勿論,波はありますが,この頃,食事のバランスを考え,アルコールを押さえ,適度な運動をしていますので…,倒れてしまうほど体調を悪くしません.ただ,喉の痛みは,慢性的です.私の講義や講演を受けたことある方は,ご存知だと思いますが,マイクなしで,結構大きな声で,ハイテンションで,お話しますからね.これは仕方ないです.でも,大切なこと,伝えたいことを,自分の言葉で,自分の口で皆様に伝えたいと思っています.

以上,いつもいつも,皆様,ブログを読んでくださり,ありがとうございます.これからも,一層気合を入れて頑張りたいと思います.

 『成功への情熱―PASSION 京セラを世界的な企業に育て上げ、いまも次々と新事業に挑戦し続ける稲盛和夫氏の著書

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本日は,OFFです.

7 6 月, 2009 (05:09) | コラム(ライフスタイル) | No comments

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本日4時半起床.早起きですが・・本日は,一日OFFです.近場ですが,潜りに行ってきます.

先日のブログでも少しお話しましたが,バーンアウトする前に,セルフ・コントロールして,ココロとカラダを大切にしたいと思います.皆様もカラダと,ココロ大切にしてくださいね.

私の場合,休日を完全にOFFにしてしまうと,そのシワ寄せが平日にいき,バタバタとしてしまいますが,上手に,ON/OFFを意識して,時間・スケジュール管理していきたいと思います.

休日,休むのも勇気が要ります.

うちの後輩たちとも,趣味や休日を上手に過ごすことが大切だよね.と話をしています.ストレスがたまってしまう,現代社会ですからね.

皆様もよい休日を・・

 『気にする自分」が変わる本―切り替え上手な人の心の習慣』 生月誠著

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基本に立ち返る

6 6 月, 2009 (08:31) | コラム(ライフスタイル), コラム(介護・福祉・医療) | No comments

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本日5時起床. 本日も一日病院勤務です.土曜日は,以前からお話していますが,朝から就業まで休みなく,面接・面談や,会議・カンファレンスがはいっています.この他に,突発のケースも入ることが多いです.

さて,本日の話題は,我が医療福祉相談室の「今月の目標」についてです.今月の目標は,「基本に立ち返る」にしようかと思っています.というのは,まだ,朝の申し送り(朝礼)の際,決めているのですが,今週は,朝からバタバタと,必要最低限の申し送りをすると,面接や電話の対応なので,部署内でゆっくり話をする時間がないので,決定していないのです.

でも,6月1日に少し,後輩の意見を聴きながら,どのような目標がいいか,各自考えてきてもらっています.業務整理や業務分担の明確化なども挙がっていますが…,私自身は,業務の前に,ソーシャルワーカーとしても姿勢をもう一度,再点検して欲しいと思っています.

先日,6月4日付けのブログでもお話しましたが,服装や身だしなみ,言動や言葉遣い,日頃の作法など,もう一度,基本に立ち返って,自己点検をして欲しいと思っています.勿論,私自身もこれを機会に,基本に立ち返りたいと思います.

4日付けのブログに,ブログメイルからコメントをいただきました.また,ここ数週のスーパービジョンに関連するブログでは,後輩ワーカーを育てる大変さや重要性を指摘するメイルもいただいています.いつもありがとうございます.

基本的に,うちの後輩たちは,素直ですし,「のびしろ」もあります.いわれたことは,直ぐ行動にしてくれます.そういった意味では,この二ヶ月でぐーーんと,成長しています(これ本当です).だからこそ,言ってあげれば,気がつくことがたくさんあり,それを直ぐ訂正,修正する力も持っています.人は,言われなくなったときは,「諦められたのか」,「言われなくてもできるようになったか」のどちらです.

他の職場では,そこまでうるさくいわないのだと思います.後輩に嫌われたくないとか,職場の雰囲気が悪くなるとか…,理由は色々あるかと思いますが・・.

でも,うちの相談室は,間違っていることは指摘しますし,指摘を受けたワーカーはそれを直ぐに修正します.なぜそれが出来るか.それは,信頼関係があるからです.だからこそ,言えるのだと思っています.部署内のコミュニケーションをしっかりとって,信頼関係を構築しておけば,多少口うるさくてもそれを受け入れ,いい方向に変化してくれます.結果的に,短期間で,ぐーーと,成長します.

それにしても,口うるさいですよね.でも,続けていきますよ(笑).

服装のことも触れましたが,私も,キチットしたかっこをした,清潔なソーシャルワーカーに相談したいです.

どんなに知識や技術を持っていても,不安で相談するときは,外見で信用できるそうか,相談に親身にのってくれそうか…が,判断基準になりますものね.

今月の目標は,『基本に立ち返る』で行きたいと思います.基本や基礎がしっかりしていれば,必ず立て直すことも出来るし,グングン成長することもできます.どちらにしても,基本・基礎は大事です.

 『日本人の礼儀正しい,基本がしっかり出来ている大人は見ていて「美しい」ですよね.魅力的です.これは,男性も,女性も同様です.素敵な大人になりたいですね.

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燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)

5 6 月, 2009 (08:21) | コラム(介護・福祉・医療) | No comments

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本日5時起床. 五月病でしょうか・・.この頃,疲れが取れず,憂鬱です.皆さんはいかがでしょうか?


まっ,誰しも,迷うこと.悩むこと.考えること・・あると思います.私も同様です.これを打破する・・突破するには,ただただ夢中に動き,前に進むしかない.動きながら考える敷かないと思っています.


考えて,止まってしまった瞬間に「成長」も止まってしまいます.それに,考えたって,悩んだって,迷ったって・・結局は答えは出ず,ひたすらカラダを動かしていた方がいい場合がたくさんあります.悩むことから開放され,進むことに意識を向けてることが大切です.


私は,休みなく働いていますし,やらなければいけないことも多いですし,休むこともできませんし,重役ですし,重責です.こういったことが,知らず知らずのうちにストレスとなっているのだと思います.幸い,まだ「燃え尽き症候群」まで悪化していませんが,早めに対処して,コントロールしなければいけませんね.ソーシャルワーカーの「燃え尽き症候群」は,職業病みたいなものなので,皆さんもセルフ・コントロールをして,予防策・対応策を立てておく必要があります.


趣味や息抜きなどを自分なりに持っておくことが重要です.アルコールや買い物,パチンコなどは,趣味や息抜きになりませんので,スポーツや文化など没頭できるものを見つけておくといいのではないでしょうか.旅行などもいい趣味ですが,時間が必要なので,週末で出来るものやことを見つけておくといいと思います.


燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)の定義は,持続的な職務上ストレスに起因する衰弱状態により,意欲喪失と情緒荒廃や,疾病に対する抵抗力の低下,対人関係の親密さ減弱,人生に対する慢性的不満と悲観,職務上能率低下と職務怠慢.最悪の場合は自殺に至るといわれています.


症状としては,朝に起きられない.会社(職場)・学校に行きたくない.アルコールや薬物の量が増える.また,イライラが募るなどから始まり,突然の辞職へ至ることがあります.更に,職場に対する冷笑感や無関心,過度の消費や依存.最終的には仕事からの逃避,家庭崩壊,対人関係の忌避などに至ります.


また,燃え尽き症候群(バーンアウト・シンドローム)は,厳格な注意力を要求される職業や,人の生死にかかわる職業,緊迫したタイムスケジュールのものとで働く職業,社会的にモラル水準への期待度が高く,仕事への献身を美徳とされる職業,社会的に批判されることのある職業などに多いとされています.


上手に時間と空間をコントロールして,ストレス軽減に努めましょう.無理はしないことですね.


 『ソーシャルワーカーにおけるバーンアウト―その実態と対応策』


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躾のある人

4 6 月, 2009 (07:18) | コラム(ライフスタイル), コラム(介護・福祉・医療), 推薦図書 | No comments

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本日5時起床.昨日は,一日病院勤務.その後,保育専門学校での講義でした.移動はいつもギリギリなのですが,昨日は,いつも乗る電車に乗り遅れてしまい・・,途中からタクシーでの移動しました.が,乗り換えたタクシーも渋滞に巻き込まれ・・,授業開始時刻ギリギリの到着でした.


本日は,午前専門学校での講義.午後から病院勤務です.本日もバタバタの一日ですが,がんばりたいと思います.


何となく,この頃時間の流れが速く感じます.皆さんは,いかがですか?


この頃,医療相談室の中で,私が後輩ワーカーにお話していることは,身だしなみです.あまり細かいことは言いませんが,自分がどうかでなく,相手(患者さんやご家族)がどう思うかが大切だとお話しています.例えば,白衣の袖からインナーがはみ出ていたり,白衣から透けてインナーの柄やプリントが見えていたり・・,自分自身はあまり気にならないかもしれませんが,相手はそれをどうとるかわかりません.どうとられてもいい服装をするべきです.


あと,言葉遣いなども大切です.正しい文法も大切ですが,きれいな日本語を使ってほしいと思います.あと,責任ある行動をしてほしいですね.責任は最終的に私が取りますが,でも,プロ(有資格者)として,独立してソーシャルワークをやっているのだから,自分の言動に責任を持ってほしいと思います.


ソーシャルワーカーの面接は,患者さんの生死には直接関係しませんが,その後の人生には大きく影響してきます.そういった意味では,一言一言,一つひとつの行動を統制し,意識する必要があります.


私が一番よくする注意は,中途半端なときです.詰めが甘いときです.そうなると,何度も電話でやり取りをしたり,修正や訂正をしたりする必要が出てきますので,必然的に全体が混乱してしまいます.ソーシャルワーカー一人の行動で,院内を大混乱にすることなんて簡単なことです.そのため,一つひとつの行動は,確認しながら,的確に行っていく必要があります.


私も,年をとって口うるさくなったなったかなぁ・・と自己嫌悪に陥りながらも,未来の後輩のために必要なことを伝えています.自己嫌悪で,職場を辞めてしまいたいと思うときもあります.


  左:『あなたには躾があるか?』 右:『日本人として大切にしたい品格の躾け』 躾のある人は美しい.どの世代から見ても美しい.ちいさな一つひとつの仕草や動作を見ればすぐその人がどんな人か,わかりますよね.


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慈善組織協会/セツルメント運動

3 6 月, 2009 (08:26) | コラム(ライフスタイル) | No comments

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本日5時起床.

さて,本日は,昨日お話できなかった学芸大の講義のお話をしたいと思います.昨日は,援助技術演習のお話をしましたので,本日は「社会福祉援助技術論」です.

現在,ソーシャルワークの歴史について講義しています.昨日は,その導入部分でした.具体的には,慈善組織(化)協会(COS)と,セツルメント運動(活動)について講義をしました.

まず,発生の背景として,19世紀後半のイギリスの社会を理解する必要があります.産業革命は,経済活動と人々の生活に直接的に影響を及ぼします.木綿工業は機械化され,蒸気機関は改良され,様々な工業が変化しました.これに伴い,工場は新たな工員を必要とし,農村部から人口が流出し,都市化が進行しました.更に,低賃金労働や急速な都市化に伴う衛生問題など,様々な社会問題が生み出されました.その核となる問題が『貧困』でした.

当時,貧困の原因は,社会にあるのではなく,怠惰や堕落,怠けといった個人的な要因に問題があると考えられていました.しかし,ブース(C.Booth)やラウントリー(S.Rowntree)などによって行われて社会調査から『貧困は,個人の怠けや堕落といった個人的要因だけでなく,経済活動を優先する社会が貧困を生み出している』ということがわかりました.つまり,貧困とは,社会的問題あり,社会全体で取り組むべき課題であることがわかりました.

これに対応したの①慈善組織(化)協会(COS=Charity Organization Society)と,②セツルメント運動(活動)でした.

①慈善組織(化)協会【COS=Charity Organization Society】 *以下,COSと記述する.

COSは,1869年に最初のCOSがロンドンに設立されました.1960年代には,ロンドンにたくさんの慈善組織があり,それぞれの組織が救済(救貧)のために活動をおこなっていました.しかし,組織間相互の情報交換や協力が不十分であった為に,まったく支援を受けていない者や逆に重複して支援を受けてる者といったように適切に支援が行えていない状況や,児童の危機的状況や犯罪の増加などに効果的に対応できていなかった・・などの問題がありました.そのため,バラバラの慈善組織が一つに集結しました.これがCOSです.その後アメリカにわたり体系化,理論化させていきますが,そこからソーシャルワークの超有名人リッチモンドがでてきます.が,今日はお話しません.

②セツルメント運動(活動)

セツルメント運動とは,知識や財産を持つものがスラム街に入り込み,生活に困窮している人々や家族と生活を共にしながら,人間的な接触を通じて地域の社会福祉の向上を図ろうとする事業の展開です.セツルメントは,「住み込む」「調査」「改良」の三つが重要となります.世界最初のセツルメントは,ロンドンの「トインビー・ホール」です.初代館長はバーネットです.バーネットは,1975年のオックスフォード大学での講演で,イースト・エンドの労働者階級の物質的,精神的悲惨さや,大学人が直接果たすべき役割として,イースト・エンドに赴き,教育の力で労働者階級に奉仕することの重要さを説きました.これに感銘を受けた経済学者のトインビーは,学生と共に赴き,生活困難の状態にある人々と生活を共にしながら経済学の研究を続けました.が,31歳という若さで亡くなってしまいます.この功績から「トインビー・ホール」という名前がつきました.

また,アメリカでは,アダムズの「ハル・ハウス」が有名ですが,これは世界最大規模のセツルメントです.ハル・ハウスは,独自の活動を進めていきますが,子どもたちや移民,労働者の諸問題にグループの力を活用させながら,社会改良を試みました.

①COSは,ケースワーク(ソーシャルアドミニストレーション)に,②セツルメントは,グループワークやコミュニティワークに直接的な影響を与えたといわれており,その出発点といえます.この後,1920年代~実質70年代までは,ケースワーク,グループワーク,コミュニティワークはそれぞれに理論形成されていきます.1970年代以降,ソーシャルワークの統合化の流れの中,三つの技術が一つに束ねられていきます.それを後押しした理論が,システム理論であり,生態学(エコロジカル)視座です.1990年には,ジェネラリスト・ソーシャルワークが浸透していきます.

と,今日の講義はここまでです.

>  左:中央法規出版 右:ミネルヴァ書房 参考文献です.

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他者理解~ロールプレイ

2 6 月, 2009 (08:16) | コラム(ライフスタイル), コラム(介護・福祉・医療), 推薦図書, 東京学芸大学 | No comments

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本日5時起床. 昨日は,午前病院勤務.午後から学芸大学で講義でした.

今日は,昨日の学芸大での講義のお話をしたいと思います.まず,社会福祉援助技術演習の方では,現在,「他者理解」をしています.昨日は,外来の受診の場面をロールプレイしました.ロールは,①患者さん(80歳代女性:仮名千代),②長男の嫁,③整形外科の医師,④ソーシャルワーカーでした.

簡単に場面を説明すると,①の千代は,一人暮らしをしていましたが,腰の痛みを訴え,身の回りのことができなくなってしまい,近所にいる実子(長女)が身の回りの世話をしてくれていた.しかし,実子(長女)は,時期によって忙しい仕事をしていて,今後一ヶ月間自宅に帰れないくらい忙しくなるため,千代を隣接県にある長男宅で預かってもらうこととなった.②長男の嫁は仕事をしていない.

預かって直ぐに,千代は,痛みが悪化し,「痛い.痛い」と叫ぶばかり.それを見かねた②長男嫁は,病院の診察に連れて来た.②長男嫁は,入院をさせて欲しいと医師に訴えたが,③医師は,病状的に入院は必要ないと判断している.①千代は車椅子に座り,下を見て何もいわず黙っている.そこにソーシャルワーカーの介入がありました.という場面.

ここで,まずそれぞれの役割(ロール)にたって,どんな思いなのか,何を考えているのかなどをグループで話し合ってもらいました(私が,各班を周り,役割のイメージをもっとリアルにする為に,それぞれの立場に重要なヒントを伝授しました).

次に,グループで話し合ったロール(役割)にしたがって,代表者にロールプレイをしてもらいました.それを二回やりました.

その後,ロールプレイをやってみて,どんな気持ちだったか.その人になりきった場合,どんなことに気がついたかなどをグループで話してもらいました(ここでは,どんなことを感じたのか,どんな気持ちだったかをフィードバックできるようなのヒントなどを伝え,話し合いを深めていきました).

最後に,全体で,それぞれのロール(役割)が,どんな思いだったのか,どんなことを考えたのかなどを共有しました.詳細は書きませんが,②長男の嫁が,「入院させて欲しい」という度に,①千代は「申し訳ない」と思った.また,②長男の嫁は,痛いならなぜ,入院したいといわないのかと,①千代に苛立った.③ソーシャルワーカーが介護サービスの話をしだしたときには,②長男の嫁は,「私には決定権がないのに・・」,「一先ず入院させて欲しい」と思った.①医師は,何で入院の必要がないことがわからないのかと苛立ち,次の患者さんのことや,午後からの手術のことが気になり,もう早くこの面談を切り上げたいと思った.が,一方で・・入院させてあげたいけれど,今の医療制度では,入院させることが困難であったり,病院経営の事を考えると入院は妥当ではないと悩んだ.と・・・書きだ出せばキリがないほど,お互いの思いはありました.勿論,ここまでの理解を深める為には,私からの各班へのコメントや指導はありましたが,敏感に感じている学生さんもたくさんいました.

ソーシャルワーカーは,常にこの3者の「思い」や「ニーズ」は何なのかを分析し,そのとき一番適切な言葉を発します.ここで重要になるのが,まずは,家族関係を図式化(ジェノグラム)し,家族全体の状況を概観することが重要です.そのほか,医師の立場,役割や機能を理解しておく必要もあります.更に医療制度などについての知識も必要となります.つまり,他者理解で重要なことは,相手の立場を多面的に把握することが重要です.常に,社会や家族内での立場や役割,位置などを理解しておく必要があります.

と,いう授業でした.社会福祉援助技術論の復習は本日はできませんでした.すみません.

 『深く考え、実践する特別活動の創造―自己理解と他者理解の深まりを通して』 単に自己理解を深めるワークブックではありません.ただ,自己理解と他者理解の関連性や,自己理解と他者理解の重要性を知る書籍となっています.

本日は,一日病院勤務です.

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セルフ・コーチング

1 6 月, 2009 (08:04) | コラム(ライフスタイル), コラム(介護・福祉・医療), 推薦図書 | No comments

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本日5時起床.いよいよ6月ですね.一年の半分が終わろうとしています.早いですね.本日から,『人気ブログへ』のクリックのカラーも変えて,梅雨時らしいブルーにしてみました.この場を借りまして,いつもワンクリックありがとうございます.言葉が続く限り書き続けたいと思います.

さて,昨日は,大変申し訳ございませんでした.朝から夜まで一日中,バタバタとしており,昨晩は更新できませんでした.すみません.

本日は,午前病院勤務.午後から学芸大で講義です.今日もバタバタと移動が続きます.

今月は,旗日(祝日)がなく,またジメジメした梅雨ですし・・体調の管理が重要となります.仕事(活動)と休息,バランスの取れた食事摂取,ウエイト・コントロール,精神的・心理的安定(ストレスコントロール)などを上手にして,この六月を乗り切りたいと思います.日曜日は,基本的にOFFとしたいと思っています.そうなると,平日は休みなく働かなければなりませんが,「切り替え」が重要だと思っています.

原稿の執筆や,校正作業.大学・専門学校の講義.勉強会や研修会の講師.院外の会議.院内でのソーシャルワーク.院外の会議などなど,やることは毎日たくさんありますが,もうすぐ夏休み.頑張りたいと思います.

皆様も,体調管理万全に,この6月を乗り切ってください.

 『イチロー選手の言葉に学ぶ セルフ・コーチング』 セルフ・コーチングで自分自身を成長させ,高めたいものです.成功者のコトバには,重みや説得力があります.

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