退職届
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メルマガ 社会福祉士をめざす 『露木先生の合格受験対策講座』
【次年度受験生の皆さんへ】
次年度もメルマガ(社会福祉士をめざす『露木先生の合格受験対策講座』)は開講します.
近日,詳細を発表!!
【変更】 3月号からの予定でしたが,4月号から購読料の変更と,更新回数の変更を検討しています.
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第23回社会福祉士国家試験の講評
『けあサポ』:http://www.caresapo.jp/shikaku/shakai/kouza/
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《願掛け》
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この2月,3月は,色々と体制や組織の変更,仕事の切り替え,新規事業の準備などなど,忙しい毎日です.私は,講義でも,「福祉サービスの組織と経営」と言う科目を担当していることもあり,この組織論や,経営に関しては,ソーシャルワーカーのなかでも,結構意識をして行動しています.
特に,病院の医療福祉相談室の組織化や,運営(経営)については,メゾレベルを中心に,関連するミクロ,マクロレベルを常に意識しています.
そのため,相談室内の組織化は,それなりに形になっているのですが・・・ 病院全体で考えた場合は,まだまだ脆弱です.医療・福祉従事者はこの組織化というか,システムで物事を捉えることが苦手な人もとっても多いです.雇われているのに,組織の一部でしかないのに・・・ 自分に知識や技術を持つ専門家集団なので,組織や経営の視点が薄い人も多いです.
また,組織が小さな医療機関では,組織自体が,脆弱で,声が大きい人の意見が通ってしまう現象は,中小の医療機関であれば,日常だと思います.うまく言っているときはいいですが,そうでなくなったときに,あっという間に倒産しますよ.こういう組織は・・・
私の所属する医療機関も,決して大きくないため,声が大きい人,経営者と関係がいい人の意見が通りやすいのは事実ですが,だんだん病院が大きくなるにつれて,組織化も充実していくものです.そういった意味では,私が所属する病院も,私が入職した5年前に比べたら,「雲泥の差」です.組織化が進んでいます.
が,まだまだ脆弱ですが・・・ そういった意味では,よくも,悪くも,まだまだ変化の余地があります.どうぞ,いい方向にお進みください(祈).
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今日はちょっと,組織の話をしたいと思います.
私は,雇われている側であり,部下を持つ管理者でもあります.所謂,「中間管理職」.なので,どちらの気持ちもわかる.なので,辛い.中間管理職の皆さん,「辛い」ですよね.共感.
私は,部下にも,経営者にも,共通していることは,「信じる」ということです.この「信用」が崩れていくと,もう組織って終わりだと思います.勿論,嫌なところを見てしまったり,自分の価値観に合わないことがあったり,場合によっては,自分の信念と合わないこともあります.
が,基本的に,私は,部下も,経営者も,「信じて」います.でも,この「信じる」と言う行為は,一方通行では成り立ちません.
つまり,もしも,部下や,経営者が,私を信用できない,信じられないのであれば,当然私も,同様の反応します.
ただ,自分の方から,「相手を信じることをやめる」ことは,しないようにしています.
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さて,我が,部下は私を信用し,信じているのでしょうか?
さて,我が,経営者(上司)は私を信用し,信じているのでしょうか?
その答えが,私の答えです.
信用できない関係は,辛い関係です.そんな関係は,終わりにした方がいい.
そう思います.
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皆さんの職場はいかがですか? 信じることって,とってももどかしいですよね.手を取り,口を出したいと思ってしまうこともあるかと思います.中間管理職の方であれば,ある程度仕事は出来ますものね.それに,全体が見えていると思うので・・・・
そういった意味では,信じ続け,待ち続けることって,とっても忍耐が要ります.
中間管理職の人々って,上司(経営者)からすれば「代えは幾らでもいる」と思われていたり,部下には「もっといい上司が欲しい」と思われているんですよね.でも,実際,その中間管理職を,どの様に生かしていくかが,会社や病院,組織の重要な課題だと思います.中間管理職の代えはいませんよ.
経営者の皆さん,中間管理職の人々が,そこに行き着くまで,どれ位の投資したかを考えてみてください.そして,管理者の皆さんが見えない,細やかな業務をすべてこなしているのは,彼らですよ.
部下の皆さん,今あなたがいるのは,中間管理職の方がいるからですよ.
*ま,色々な管理職の方がいますので,一概に皆素晴らしいなんてのんきなことも言ってられませんが・・・
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私の経営(組織)哲学(哲学と言えるようなものではないですが・・・)は,『問題のある人,能力の低い人を組織から弾き出すと,一時的に組織化が促進されたかのような錯覚に陥るが,少しまた時間が経つと,次のターゲット(辞めさせたい人)を探し,結局,組織としてはいつまでも脆弱のままで,作業の効率よりも,次のターゲット探しや駆け引きに時間をかけてしまう』っ途思っているんですよね.だから,基本的には,私の部下は,「辞めてもらわない」ようにしています.自ら,辞める方は応援しますが・・・
と,今回は,中間管理職の方へメッセージを送ってみました.いつも,新人ワーカーさんや,学生さんにメッセージを送ることが多いので・・・
そうそう,私も,中間管理職なので・・・ 労わってみました.自分を.
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あと,もうひとつ,中間管理職の方って,責任感が強いので,例えば「退職」するときなど,「退職届」を3ヶ月前とか,半年前から提出して,同時に就職活動する人も多いですが・・・ 「退職届」は決まってから提出すれば十分です.
道徳的,一般的に一ヶ月前に退職を申し出れば十分ですから.だって,民法上,会社が認めてくれない場合でも,民法の規定に則って退職の意思表示をしてから二週間で雇用契約は解約される事になるんですよ.
よく「管理職だから,三ヶ月前じゃないと」,「(噂レベルで)会社でそういう規定になっている」と言う人多いですが,雇用関係において,雇われる側は,不利な状況なんですから・・・ 次がしっかり決まってからで「退職届」は十分です.そんな「おひとよしなこと」しなさんな.
逆を言えば,よく「辞めたい」「辞めたい」といって,騒いでいる人いますが,それだけで,雇用関係としては,すっごく不利なんですよね.だって,会社は,「困る」といいながらも,別に本当にいなくなっても,全然困りませんし,面倒な場合は,会社側から「退職辞令」なんてだされて,「辞めたかったんだよね.おつかれさま」なんていわれかねませんよ.お気をつけて.
*ただ,会社に大きな損害を与える場合は,ちょっとややこしいですが・・・ 正直,福祉・医療従事者は,損害と言うより,単なる頭数で「困る」といわれるだけで,それは,個人の問題でなく,組織の問題ですからね.
さて,皆さん今日も一日がんばりましょう.
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