暴露本 ~土用の丑の日
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暑い日が続いていますが,皆様体調はいかがでしょうか?
食欲もなく,体力的にも萎えている方,多いのではないでしょうか?
さて,本日は,『土用の丑の日』ですね.土用とか,丑の日の細かい説明は割愛しますが・・・ 丑の日の「丑」とは,十二支の「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の丑です.
で,土用(これは春夏秋冬すべての季節にあります)の中で丑の日にあたる日が「土用丑の日」.一般的には「夏土用の最初の丑の日」に鰻屋の祭り「土用丑」と称して鰻を食べる日ということになっていますね.因みに今年は,土用入りが7月20日で,土用明け8月6日で,土用明けとは,次の季節の始まる前日を言います.
では,なぜ,そもそも,この土用の丑の日にうなぎを食べるようになったかと言うと… 夏の土用の時期は暑さが厳しく夏ばてをしやすい時期なので,昔から「精の付くもの」を食べる習慣があり,土用蜆(しじみ)や,土用餅,土用卵などの言葉もあります.
が,今のように土用に鰻を食べる習慣が一般化したきっかけは幕末の学者として有名な平賀源内が,夏場に鰻が売れないので何とかしたいと近所の鰻屋に相談され,「本日、土用丑の日」と書いた張り紙を張り出したところ,大繁盛したことがきっかけだと言われていますね.これは,結構有名な話ですよね.
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ということで,本日,鰻を食べる方も多いのではないでしょうか? そういえば,今朝の産経新聞一面の『産経抄』でも,鰻の話が載っていました.斎藤茂吉さんが鰻好きだというお話が載っていました.一日に何回でも鰻を食べ,日記で知るだけでも876回も鰻を食べる場面が出てきたと,エッセイストの里見氏が数えたことを紹介していました.しかし,実はこの本文の内容は,鰻の話ではなく,このように著名人の手記やプライベートを暴露する本は需要はあれで,書かれた本人が望んでいたのか? というもの.そして,先日なくなったつかこうへいさんと,家族とのやり取りが紹介され,つかさんは,『著名人の手記が連載された雑誌を床にたたきつけて,家族に強く言い聞かせたそうだ.後に遺すのは,作品と育てた人間だけ.そんな作家の死があってもいい』と・・・
これを読んだ私の感想は,
『って,こんなにいやがってたつかさんだって,恥ずかしい家族とのやり取りが暴露されてるじゃん』ってね.
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なんか,鰻の話から,つかさんのはなし,暴露本の話と,話が膨張してしまいましたので,この辺で終わりにしたいと思います.
因みに,私は,日頃,あまり肉類(魚肉も含む)は食べないので,魚介類や鰻もあまり食べませんが,昨日,一足お先に,鰻を食しました.
なので,元気です.一日頑張るぞ.
本日は,午前病院勤務.午後から夏休み前ラストの講義です.単発のスクーリングなどはありますが… これで約1ヶ月は大学や専門学校の講義はありません.
皆さんも,鰻を食べて,暑い,暑い,この夏を爽やかに駆け抜けましょう~
【夏休み中に読む推薦図書】
*ソーシャルワーク学の近隣科学である心理学の基本的な内容が整理されているものです.見開き一ページに一つの単元・内容が紹介されている,とても分かりやすい本です.是非,この夏休みに読んでみてください.推薦図書です.
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