信頼関係の構築はソーシャルワーク支援の基礎(大前提)
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東京は晴れ.時間が経つごとに,気温もグングン上がっています.
昨晩の東京は,スコールで,物凄い雨が降りました.熱帯雨林ですよ.
帰宅時間の20時頃が雨のピークだったのではないでしょうか.私は,いつも折りたたみ傘を持っているので,傘はあったのですが・・・ 傘が,傘の役割を失うほどの雨で,駅から3分足らずのの自宅につくのにもビショビショになってしまいました.駅のコーヒーショップで時間をつぶして,雨宿りをしてもよかったのですが,色々とやることがあったので,急いで帰りました.
皆さんはいかがでいたか??
灼熱(炎天下),スコール,電車やお店の極寒冷房と,カラダが適応するのに負荷をかけていますので,風邪など引かないように気をつけてくださいね.
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さて,本日は一日病院勤務です.土曜日出勤の人は,感じている方多いかもしれませんが,土曜日ってやたら天気よくないですか? いつも,院内の大きな窓から,外の太陽を見上げ,「いなぁ~」って思っちゃうんですよね.
本日も,午前中から面接の予約がしっかり入っています.
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この頃,思うこと・・・ それは,ソーシャルワーカーにとって,重要なことはつくづく「信頼関係の構築」だとおもいます.
どんなに面接技術や,社会福祉等の知識を持っていても,クライエントとの信頼関係を構築できないソーシャルワーカーはやはり,サービス拒否にあう確率がとても高いです.
もし,自身の臨床で,ケース終了間際のサービス提供時期にサービスの拒否にあうソーシャルワーカーの方は,是非,信頼関係に着目して,ケースをフィードバックしてみましょう.
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そして,信頼関係構築に重要なことは,「話し合わない」「争わない」「言いにくいことは言わない」のではなく,「じっくり話し合う」「納得いくまで確認する」「言いにくいことも言語化する」ことが重要だと思います.
勿論,「言いにくいことを言語化する」ためには,やはり信頼関係がある程度構築されていることが前提となります.
そして,クライエントが,感情を表出した時がチャンスです.同じように,感情をむき出すのではなく,その感情に寄り添い,それを理解することを心がけます.じっくり話し合います.
よくソーシャルワーカーの方で,話し合う時間がないという方もいらっしゃいますが,このタイミングを逃すから,この後の面接でもダラダラと時間が取られてしまうのです.
私の場合,重要な面接,ポイントの面接,タイミングだと思った面接は,40分から1時間を越えてじっくり話し合いますが,それ以外の面接は30分程度です.場合によっては,15分,20分という面接もたくさんあります.
が,これは,ある程度信頼関係が構築され,お互いで最低限のルールが確認されているからです.
信頼関係が出来ると,自然とゴールが共有され,今やらなければいけない課題が明確になり,ソーシャルワーカーとクライエントの役割が明確になっていきます.こうなると,ソーシャルワーカーは側面的に支持することと,少し未来を予測して,リスクマネジメントをおこなうだけです.
あ,いまリスクマネジメントという言葉を出しましたが,ソーシャルワーカーでリスクマネジメントができないワーカー多いんですよ.それはなぜかと言うと,未来を予測できていないから.未来を予測できないのはアセスメントをしっかりしていないからです.つまり,今の時点に焦点を当てて支援をおこなっているソーシャルワーカーがとても多いんです.
私は,常に,数歩先を予測して支援をおこなっています.
話が逸れました・・・・
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この重要な面接,ポイントの面接,タイミングだと思った面接を見極められないと,毎回,ダラダラと1時間の面接をすることになるのです.
ということで,ソーシャルワーク支援の前提として,信頼関係の構築が重要です.
もし,今ご自分の面接に自身がない方,面接がうまくいかない方は,技術や知識を習得することも大切ですが,まずは信頼関係構築に力を注いでみてください.絶対にうまくいきます.
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