他者を大切にする事は,自分を大切にすること
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梅雨というより,雨季といったような,スコールが降ったり,止んだりですね.
昔から,日本にもスコールってあったのかもしれませんが,スコールが降ると,何となく,温暖化と直結してしまい,地球の気象が異常なんだなぁ~って考えてしまいます.
でも,やっぱり,異常なんだと思います.
人間も,「地球を借りている」っていう気持ちが大切ですよね.だって,地球は,遥か太古の昔から続く生命で… 我々人間は,その時間軸で考えていくと,存在しないくらい小さくて,私個人で言えば,マッチのともし火より短く,儚い存在なんですよね.
その人間が,地球の速度の何千倍っていうスピードで,地球を壊し続けている現状があります.
地球規模で考えれば,その壊れ行く自然や環境を理解することが出来ても,その変化が目立たない日常を中心に考えた場合,それが鈍感になります.食べるもの,着るもの,住むもの・・ すべてをもう一度見直す必要がありそうですね.
今手にするすべてのものは,人間の文明によって作り出された素晴らしいものですが,その創造によって破壊されたものがたくさんあることも理解しなければなりません.
そう考えていくと,キリがなくなってしまいますが・・・ 「考える」ことが大切なんだと思います.そして,意識して,少しだけ変えてみることが大切何だと思います.
私自身も,この数年で,かなり考え方が変わってきました.
特に,上述した,食べるもの,着るもの,住むもの・・ は確実変わったと思います.それは,自分本位の考えから脱却することでした.しかし,他者や地球に「いいもの」,「やさしいもの」は,結局自分にとっても「いいもの」,「やさしいもの」であり,自分自身の心と身体の健康へと繋がっていくことがわかりました.
食べ物を自分本位にコントロールするのではなく,つまり自ら過食(必要以上なカロリー摂取,非効率な栄養摂取など)や,拒食(過度な食事制限,絶食など)することではなく,健康を維持するためには,地球にやさしいもの,他の人間や生き物にとってやさしいものをただ摂取するだけのことです.
って,今日はこの話題をお話しするんじゃなかったんです.ですが,話し出すと止まらなくなってしまいました.
ひとことだけ… 地球大切にしましょうね.
◆
今日は,昨日の講義のフィードバックを少ししたかったんです.
演習の授業では,他者理解について,様々なクライエントにあわせた面接準備と面接での配慮についてロールプレイをしました.
我々ソーシャルワーカーは,面接の前,クライエントの事前評価(アセスメント)に基づき,面接に必要な資料の準備や面接室の環境整備を行います.
例えば,介護保険制度の説明をする場合,クライエントの状況に応じ,資料を準備する場合もありますし,何も資料を準備しない場合もあります.準備する資料の難易度や図やイラストが多いものを使用する場合もあります.これは,ソーシャルワーカーの思いつきではなく,クライエントの状況に応じたものを準備します.具体的には,知能や知識,社会性,ディスアビリティ,コミュニケーション手段などなどです.
また,温度調節や空間の広さ・狭さ,音や光など様々な観点から面接室の環境整備を行っていきます.聴覚・視覚障害,身体障害(肢体不自由),高齢,疾患(難病や癌),精神障害・・・・ などなど必要に応じて,空間調整を行っていきます.
昨日の演習では,視覚的にハンディキャップを持った状況で,面接をしてもらいました.それぞれ,①ソーシャルワーカー,②クライエント(視覚障害者),③観察者の役割をやってもらいました.
その後,グループ討議,全体でのフィードバックを行いました.
私からは,数点の指摘をしただけで,実感することで学生さん自身がかなり多くのことに気がついていました.
昨日の演習では,他者の状況になって,たって,見るということを体感してもらいました.ただし,昨日のロールプレイは,他者を理解する,共感するための第一歩に過ぎません.
昨日,援助技術論及びソーシャルワーク論Ⅲ・Ⅳ受講生の方にご紹介した本です.一読してみてください.
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