社会福祉援助技術(ソーシャルワーク)の体系
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本日5時起床. 今年に入り,一週が経ちます.なんかあっという間ですね.こうやって,一年もあっという間に終わっていくんですかね.気持ちを引き締めて,「今」できることを一つひとつ大切にやっていきたいと想います.
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さて,昨日は,午前専門学校の講義の後,午後からは病院勤務でした.
午前中の講義は,社会福祉援助技術の講義だったので,社会福祉援助技術の体系というか,構成要素について整理しました.現在は,あまり,各援助技術をそれぞれを独立させて議論することはありませんが,やはり,社会福祉援助技術(ソーシャルワーク)とは,どのような技術を総合的に活用するのかを解説するためには,必要な分類です.
簡単に解説すると,①直接援助技術,②間接援助技術,③関連援助技術に大別することが出来るのですが,これら3つは相互に関連しており,また,方法論は違っても,福祉が目的とする「その人らしい生活」の保障の実現が目標となっています.
①の直接援助技術は,個別援助技術(ケースワーク)と集団援助技術(グループワーク)を総称したもので,援助者と利用者が援助場面において,空間(時間と場所)を共有していることが特徴です.そして,利用者のニーズに直接的に援助・介入することが特徴です.
②の間接援助技術は,地域援助技術(コミュニティワーク),ソーシャルアクション,社会福祉計画(プランニング),社会福祉調査(リサーチ),社会福祉運営管理(アドミニストレーション)が挙げられます.これらも,独立して存在するのではなく,相互に関連し,また直接援助技術とセットで使用されています.
③の間接援助技術も同様で,①直接,②間接援助技術と相互に作用しあっています.スーパービジョンやコンサルテーション,ネットワーキング,カウンセリングなどが挙げられます.
私どもが学生の時は,この体系について,かなり詳細に学習しましたが,現在は,勿論,各援助技術の理解は重要ですが,それらを相互に補完しあって,利用者のニーズに合わせて,援助技術を織り交ぜながら支援を行っていきます.
机上では,この「織り交ぜながら」という感覚が分かりにくいかと思いますが,例えば,ソーシャルワーカーは,援助をする際,一つだけの機能を発揮しているわけではなく,一つの行為に対し複数の機能を発揮していたり,視覚として見える行為は,個別援助技術なのであるが,その目に見えない部分で他の援助技術を活用していたります.
ちょっと分かりにくい説明になってしまったかもしれませんが…
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そして,午後から病院勤務でした.昨日は,面接や電話なども多々ありましたが,比較的落ち着いていました.
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本日は,一日病院勤務です.お昼に会議があります.年末からの溜まった議題もありますので,午前中は,その準備もしっかりしなければなりません.
勤務後は,髪を切りにいきたいと思っています.もーー伸びたい放題になってしまっているので.年末に切りにいく予定だったのですが,時間が取れず,年を明けてしまいました.
髪を切って,リフレッシュしたいと思います.
『相談援助の基盤と専門職』(中央法規出版) とても分かりやすいテキストです.学生さんは是非一読してみてください.勿論,社会福祉士の試験勉強にも使えます.但し,1月試験の人ももうテキストを読んでる暇は無いので,何しろ模擬問題を一門でも多く解くように.
1月31日試験の方は,絶対これをやること!絶対!
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