家族の自己決定

4 10 月, 2009 (07:19) | コラム(ライフスタイル), コラム(介護・福祉・医療), 推薦図書

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本日,5時起床. 昨日は,一日の間に何日もの天気が入り混じった変わりやすい天気でしたが,本日は,文句のない秋の青空です.

とは言っても,昨日は天気をじっくり観察する余裕もなく,面接と面接の間に見上げる空が,青かったり,グレーだったり,雨が落ちてきたり,風が吹いたり・・と,めまぐるしく変わっているという感覚だけあります.

昨日は,特に終業前の3時間くらいがとても忙しかったです.結局,ラストとの面接が終わったのが,19時過ぎでした.

家族内会議に同席しました.ソーシャルワーカーの家族調整機能ですが,家族成員(子どもたち)個々の本人(親)に対する思いもそれぞれですし,家族成員である子どもたち間でも,軋轢や思い,などがあります.どの人の意見が正しいか,どの人の意見が間違っているか・・なんてないんですよね.勿論,医学的,身体的な見地からすると,例えば,「自宅での人暮らしが困難」であっても・・ これに,家族内の思いや本人の意向など,様々な要因が関連していきます.

そのため,私は,誰かが妥協することはあるが,その妥協も含めて,家族全体の自己決定であること.また,話が堂々巡りになってしまっても,話し合っているという事実事態がとても重要であるということを,伝えます.

決定を誰か一人の責任にするのではなく,そう決定したのであれば,妥協した家族成員にも,家族内の決定として一緒に動いてもらっています.なぜなら,そうしないと,あとで,また同じ問題を繰り返してしまうからです.

この家族調整の面接は,家族全体のニーズと,家族成員個々のニーズ,家族成員間の状況や関係性などを観察する点がたくさんあります.更に,ソーシャルワーカー自身は,家族成員ではないので,そのシステムに取り込まれることはできません.あくまでも,そのシステムの外にいなければなりません.

そして,すべての言動に意図をもって.

どの面接も同様ですが,ソーシャルワーカーの観察は常に,鋭く,多面的で,総合的な視野が要求されます.また,すべての言動に意図や意味を持たせています.

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さて,本日は,一日お休みです.片付けられる仕事を少しいたしと思っています.あと,ランチを父親と食べに予定にしています.

 『「結果を出す人」はノートになにを書いているのか』

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