入院・転院相談~Only Oneを大切に・・
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本日,5時起床. 涼しい朝です.どんより雲です.窓の外からは,秋の虫の音が聞こえてきます.横浜(神奈川)といえ,緑が多い病院周辺は,長閑です.
昨日は,午前病院勤務.13時の院内会議をライトに,聖マリアンナ医科大学病院でおこなわれた会議へ.バタバタの移動です.現在この会議では,ソーシャルワーク業務の大きな位置を占めている入院相談・転院相談については,受け入れる側,送り出す側の実情と問題点の抽出をしています.
当院の場合は,受け入れも,送り出しも行っているので,双方の気持ちがわかります.ただ,送り出す場合は,大学病院とは条件が違いますので,同様に議論する事は出来ません.
受け入れに関しては,かなりの数がありますので,それなりに思いや意見もあります.
どちらにしても,私が,この転院や入院の業務で重視していることは,「ソーシャルワーカーが介入したから,それなりの結果が出た」ということが重要だと思っています.これは,病院にとっても,患者様・ご家族にとってもです.逆に,「ソーシャルワーカーが介入しない方が,よかった」と思われるような入院相談・転院相談はしないように心がけていますし,後輩にもそれを指導しています.
簡単に言うと,受ける側の場合,明らかに送り出す側のワーカーの態度が悪かったり,情報が不足していたり,家族や本人の要望を聴き取れていなかったり,病気がわかっていなかったり,今後のストーリーが出来ていなかったり…
こういった相談を受ける時は,「家族が相談した方がいいんじゃない?」って思う時があります.無知で,不誠実なソーシャルワーカーが介入することによって,病院も家族・本人にも不利益を被っています.それに気がついていないワーカーもたくさんいますが・・
我々ソーシャルワーカーは,常に初心を忘れず,そして,誰のためにソーシャルワークをしているのか? どちらの方向を向いてソーシャルワークをしているのか? をもう一度,点検するべきです.
勿論,私も,常に点検をしていますし,一つひとつのケースを大切にしています.一日に何十件というケースを担当しますが,私にとっては,複数あるケースの1ケースですが,患者様・ご家族にとっては,Only Oneですからね.
さて,本日も,一日病院勤務です.今日は土曜日ですから,メチャクチャ働きますよ.既に,休憩時間なしの面接予約がギッシリ,ドッサリ入っています.これに,突発のケースが入りますので,今日はバタバタバタバタですよ.
がんばります!!
皆様は,素敵な週末を.涼しくなって,行楽日和ですね.
『自己プロデュース力』 島田伸助著 この人,この本凄いです.立ち読みですが,あっという間に読んでしまいました.お薦めです.セルフコントロール.セルフプロデュース.大切です.
【執筆を協力した図書】
ミネルヴァ国家試験対策 介護福祉士ワークブック〈2010 上巻〉
*介護福祉士受験者は必見!私が必要・頻出箇所を厳選して執筆しました.
情熱ブログの順位は?←このブログのランキングもわかります.今後ともよろしくお願いいたします.
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