スーパービジョン~ストレングスモデル
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本日,5時起床. 涼しい東京は,続いています.昨日は,一日病院勤務でした.
いま,相談室内の後輩ワーカー指導で,ややきびしい言葉が,ソーシャルワーカー室の詰め所では飛び交っています.若い子を指導する時,褒めて伸ばすのが,一番いい方法です.
が,根本的な姿勢というか・・,精神的な部分については,多少きびしい言葉も必要だと思っています.もちろん,人それぞれ個人差があるので,ゆっくり何度も繰り返し伝えたほうがいい子もいれば,反射神経がいい子だと,余り多くの言葉は必要ありません.
反射神経がいい子の場合は,言葉は少なく,自分の行動を見させて,覚えさせます.ポイントのみ伝えてあげれば十分です.一方,反射神経が悪い子の場合は,観察のポイントやこちらからの意図や意味の言語化,解説などが一つひとつ必要になってきます.どちらがいいとか,悪いとか言っているのではありません.
前者の場合は,飲み込みは早いですし,気が利きます.しかし,我流になりがちです.また後者の場合は,指導に時間がかかり,出来るようになるまで時間がかかりますが,一度覚えたら,それがしっかり出来ます.このように,いい面も,悪い面もあります.
我々管理職は,このような部下の特性や持ち味,独自性,個性などを十分理解して,その人にあった指導法や業務を任せます.まるで,ソーシャルワーク支援のようですが…
特性や持ち味,個性・・・ まさにストレングスですね.ソーシャルワークでもそうですが,人の負の部分,弱点については,把握し,理解しておきますが,その人の出来ることと,ストレングスに着目することが重要です.
これは,部署内のことだけではありません.他職種とのかかわりにおいても同様です.他職種は,元々,専門性も違いますし,倫理観や価値観なども違います.つまり,自分のロール(専門性)で対話すれば,当然,解せないことばかりなのです.
だから,相手の専門性やストレングスをまず,しっかり査定することが重要になってきます.その上で,連携・協働していけば,とてもいいチームケアが可能になります.
昨日は,きびしい指導だったので,本日は一日様子を見てみたいと思います.少なくても,気持ちは入れ替えて出勤するはずです.
本日は,一日病院勤務.今晩は,髪を切りにいきたいと思っています.少し伸びた髪を,さっぱりしたいと思います.
『ストレングスモデルのケアマネジメント』
【論文紹介】 *今週でこのリンクを削除します.
回復期リハビリテーションにおける患者家族のニーズ精査とアセスメントの考察
–大腿骨頸部骨折患者及び家族を中心に– 『医療ソーシャルワーク 57号』
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