厳しい指導ですが・・成長するためには必要なこと.
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本日,5時起床.本日は,お休みをもらっています.
本日の話題は,医療福祉相談室内の8月の目標のお話です.我が医療福祉相談室は,毎月目標を立てます.つまり,マニフェストみたいなものです.それに基づき,各自が何をしなければいけないかを考え,各自でサブテーマを決めていきます.実現するために必要なことを実際取り組んいきます.
目標達成のために,知識や技術の補充が必要な場合は,週一回行っているミニ勉強会で,発表して更に理解を深めていきます.
今月の目標は,大きくいうと「アセスメント」の意識化です.各自,アセスメントについて再点検をしましょう.ということになりました. 二年目のSWは,情報収集は十分できていますが,それを整理し,分析し,評価することがまだまだできていません.そのため,たくさんの情報があるにもかかわらず,必要な情報を即座に提示することができません.また,分析・評価できていないため,支援の意図が不明確だったり,どのようにケースを進めていくのかというプランがありません.彼女の今の最大の課題は,収集した情報を整理すると共に,それを分析・評価し,支援の意図やプラン,プロセスを明確にすることだと思っています.そのためには,分析の際,必要となる尺度,つまり,アプローチやモデル,理論を再度理解しておく必要があります.
新人Swは,情報収集自体ができていません.まったく取れていないわけではありませんが,必要な情報を必要な量だけ的確に収集できていません.そのためには,面接技術も重要ですし,信頼関係の構築も重要です.そして,何より重要なことは,まずは立ち振る舞いと身なりです.昨日の指導で,少し厳しいですが,面接技術以前の問題で,立ち振る舞いと身なりを注意しました.あまり細かいことは書きませんが,白衣のインナーの話です.これは,本人があまり気にしていないのでしょうか? バックプリントの派手はインナーを着ていたので,昨日は,携帯の写メで,背面の写真を撮ってあげました.「いいですよ~」って,ふざけていましたが,自分の目で見て気がついてほしいものです.スキルや知識は,あまり外見からわかりませんが,身なりは一目瞭然です.以前もこのブログでお話ししたかと思いますが,私は,バックプリントは派手で,白衣からそれが透けて見えてしまっているソーシャルワーカーに相談したくありませんし,したとしても,本音を話すことはありません.
私よりも,何十倍も後輩で,スキルも知識も,面接能力も,コミュニケーション能力も・・すべての点で劣っているのに,せめて,身なりや振る舞いだけでも,信用され,安心してもらえるような状態にしてほしいものです.少し厳しいかもしれませんが,意識してほしいものです.
だからといって,後輩二人が全然できていないわけではありません.十分な指導を受けないまま,かなりの臨床を任されているソーシャルワーカーもたくさんいます.私にも,結構失礼な電話をしてくる無知なソーシャルワーカーも山ほどいます.そういうワーカーは,自分がわからなかったり,思うようにいかなかったりすると,必ず,必ず逆ギレします.無知な上に,醜いですね.
我が医療福祉相談室も,まだまだ,無知そのものですが,それを意識して,常に点検をしながら,成長していきたいと考えています.私自身も,まだまだ足りないところが多々あります.それは,自身で意識して,コントロールしていかなければなりません.辛いのは,もうこの年になると,誰も,何も言ってくれないことです.だから,自分自身で,常に,確認をしながら行動しなければいけないのです.「裸の王様」にならないように心がけています.
さて,皆様も,よい週末をお過ごしください.
【論文紹介】
回復期リハビリテーションにおける患者家族のニーズ精査とアセスメントの考察
–大腿骨頸部骨折患者及び家族を中心に– 『医療ソーシャルワーク 57号』
『進化するソーシャルワーク』
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