日々,勉強.これで終わり,完璧はない.

16 7 月, 2009 (08:19) | コラム(ライフスタイル), コラム(介護・福祉・医療), 推薦図書

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本日,5時起床. 朝から「暑い」ですね.暑い.ん~暑い.体調管理をしっかりやらないと,直ぐ,「夏バテ」になってしまいそうです.

昨日は,一日病院勤務でした.本日も同じく一日病院勤務です.ここ数年,国(厚生労働省)の政策転換・変革に伴い,各医療機関は,年単位で,事業計画を細かく修正しています.私が10年前に入った医療・福祉の状況・情勢と,今では大きく変化しています.医療保険や介護保険の制度も大きく変化してきました.

そう考えると,常に新しいことを学び,順応し,対応してきたのだと,思います.

ただ,自分の中で一貫していることは,常に,患者さんやご家族の目線にたって,状況を見てきたことです.もちろん,医療従事者なので,組織や医療機関の「やり方」に合わせなければなりません.しかし,そんな中でも,常に,患者さんやご家族,利用者の視点に立って,支援を行ってきました.

結果としては,この行為自体が,現在の医療・福祉サービスの「スタンダード」となっています.

毎日たくさんのご家族や患者さんと面接をして,お話をして,感じる感想として,10年前より,確実に情報が手に入りやすくなった現在,ユーザーの皆さんは,本当にたくさんのことを「知って」面接に来られます.そして,判断の目は,厳しくなっています.誤魔化しはききません.

今までの医療や福祉は,一部の専門家主導にやってきました.利用者の手を引っ張り,牽引してくれる専門家が重宝されていました.しかし,これからは,丁寧が説明と,利用者と共に考え,悩み,徹底的に話し合い,助言し,共に解決していく専門家が必要とされます.つまり,利用者主体の原則が重要となります.

また,患者さんやご家族,利用者が,「知っている」ということを前提に,話を進めていかなければいけません.まだまだ,多くの医療従事者や医療機関の経営者の一部に,利用者は「知らない」,無知な存在だと思っている方いますが・・ そういう援助者や病院は,これから,「痛い目」に合いますよ.

一方で,だからこそ,専門家の「専門性」が改めて議論され,専門家としての「スペシャリティ」を担保しておく,日頃からの努力が必要となってきます.5年も,10年も前の知識やスキルをいつまでも,更新・リフレッシュメントせず,使い続けることは「無理」です.ソーシャルワーカーも,常に新しい情報や知識,スキルを更新し続けることが重要です.利用者が,福祉や医療を知れば知るほど,「専門家」といわれるためには,学習しておかなければいけませんよね.

 『福祉のアゴラ~ソーシャルワーカー,ケアマネジャー,ケアワーカーへの応援歌』 白澤政知著 是非,学生の皆さん,そして,社会人の皆さん,一読あれ!

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