金沢へ~大河の一滴

11 1 月, 2009 (04:35) | コラム(ライフスタイル), 推薦図書, 遠征/旅行

福祉・介護ブログランキング←いつも,クリックありがとうございます.

本日,4時起床.これから旅に出ます.金沢に行ってきます.ちょっと,雪の影響が心配ですが…大丈夫でしょう.金沢は,ここ数年,通っています.それまで,金沢にいったことが無かったのですが,一度行ってそれ以来,毎年行くようになりました.昨年も丁度,この1月の連休で行きました.宿泊は,金沢市内ではなく,市外の温泉地に泊まるのですが,常宿化しつつあります.今回は,いつも泊まっている宿では無いところにとまります.ゆっくりココロとカラダを休めてきたいと思います.1月後半は,とても忙しくなりそうなので.

金沢というと,色々ありますが,今ふっと思い出したことで,「大河の一滴」という映画のロケ地が金沢でした.金沢のとてもきれいな風景が印象的な映画です.

 この映画は,五木寛之氏のベストセラー「大河の一滴」というエッセイをもとに,五木氏自身が原案ストーリーを起こし,新藤兼人が脚色,『ハチ公物語』などで知られる神山征二郎が監督したものです. 出演者は,安田成美さん,渡部篤郎さん,三國連太郎さん他ですね.ストーリーは, 癌(がん)に侵されつつも延命治療を拒否し,自然に逆らう事なく死を迎え入れようとする父親(三國連太郎).そして,彼の娘・雪子(安田成美)は,ロシア人トランペッターに心引かれるあまり,幼なじみの青年(渡部篤郎)の想いをないがしろにしていく・・と,いったヒューマンドラマです. 数多くの五木氏の本からもわかる,彼の死生観が見事に反映された作品では無いでしょうか.金沢の街とても美しいですね.

 五木寛之著「大河の一滴」 (データブックより引用)なんとか前向きに生きたいと思う。しかし、プラス思考はそう続かない。頑張ることにはもう疲れてしまった―。そういう人々へむけて、著者は静かに語ろうとする。「いまこそ、人生は苦しみと絶望の連続だと、あきらめることからはじめよう」「傷みや苦痛を敵視して闘うのはよそう。ブッダも親鸞も、究極のマイナス思考から出発したのだ」と。この一冊をひもとくことで、すべての読者の心に真の勇気と生きる希望がわいてくる感動の大ロングセラー、ついに文庫で登場。 私もこの本はとても好きです.五木氏の文体は独特で,慣れない方は,入り込むまで少し時間がかかるかもしれませんが・・とても潔(いさぎよ)い文章です.お薦めの一冊です.

受験生の皆さん,昨日も少し書きましたが,この連休を有効に活用してください.特別なことやるのではく,日常の積み重ねが大きな力になります.難しいと思うのは,皆さんの脳がそうしてるだけのこと.「難しい」と思うことで,皆さんの脳は,理解すること,覚えることを止めます.決して難しいことではなく,その覚えようと思う気持ち,勇気が萎えているだけ.一度じっくり取り組むと,なんてことはない.脳にリミットをかけているのは,皆さんの心です.一歩踏み出す勇気を持ってください.まとまった時間を使って勉強することができるのは,今日が最後ですよ.もうあと14日しかないんですから・・ 頑張れ.もう一息.

国家試験まで,あと 14 日.がんばれ受験生!受験生を応援します.

このブログの順位へ←このブログのランキングもわかります.今後ともよろしくお願いいたします.

*ブログに関するご質問・感想はこちら blog@tsuyukis-support.sakura.ne.jp