潮騒～車内で見た高校生
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本日，5時起床．日に日に寒さが増していきますね．皆様，カラダ大丈夫でしょうか？私の周りには，風邪を引いている方がたくさんいるように思います．手洗いうがい，睡眠と食事（栄養）をしっかりとって，この寒い冬を乗り越えましょう．
昨日は，一日病院勤務．その後，久しぶりに買い物に行きました．洋服を買いました．私は，以前もお話しましたが，色々なお店出をウインド・ショッピングして，買い物をすることがありません．いつも行っているお店で，淡々と買い物をします．私がいつも着ている洋服は，Yohji Yamamotoというブランドです．今の若い人にはあまり知られていないのではないでしょうか？もう，１５年近く着ています．デザイナーは，知る人ぞ知る山本耀司氏です．昔は，洋服や絵画が好きでよくパリにいったものです．しかし，この頃は，もしロングバケーションがいただけるのなら，暖かい島に行きたいと思います．２０代前半の頃は，ニューヨークやパリ，ロンドン，東京・・という大都市が面白く，私の興味を占拠していました．今は少し年を取り，これらの街をコントロールできるくらいの余裕ができました．支配という意味でなく，上手に活用できるようになったということです．大都市とは，若者のパワーで支えられているものです．
話題は変わります．昨日，渋谷行きの電車で男子の高校生がある本を読んでいました．その本はくたびれていました．裏表紙のバーコードの上には，「200円」という値札が付いていました．何人のオーナーがその本を手にしたんだろう．どれくらいの距離，オーナーと移動したのだろう．
タイトルは，『潮騒』です．この作品は，読んだことある方が多いのではないでしょうか．そう三島由紀夫の有名作品のひとつです．確か，私がこの作品とであったのも高校生でした．その後，その存在をすっかり忘れていました．しかし，2005年，ある友人からこの本の薦められました．そして私は，遠い記憶の中にあるこの作品を再び開きました．不思議な気持ちでそれを読み進めたことを思い出しました．昔書いた日記帳を開くような感覚（日記は書いていませんが）．
長く残る作品は，やはりその時々に，何かを語ってくれるのだと思います．三島文学は，賛否両論ですが，私の印象は，言葉が的確だということ．ソーシャルワーカーは，適切な言葉をセレクトし，その状況や場に応じた必要な量だけ，言語化することが重要だと思っています．その時々に応じた適切な用語や言葉をスムーズにセレクトできるようになりたいです．
この作品もすばらしい作品なので，私が色々解説はしません．三島好きのファンからは，「春の雪」や「金閣寺」などの系統から外れており，まだ同時期の現代小説からも外れているという理由から賛否ある作品です．しかし，三島を研究する根っからのファンは，この作品のすばらしさを熱弁します．私が，2005年に再びであったきっかけをくれて人もそうでした．冷静に・・静かに・・しかし情熱的にこの作品を薦めてくれました．その人が薦めてくれた真意はわかりませんが・・・．
←冷静と情熱が同居する作品です．お薦めの一冊．
本日は，一日病院勤務です． 皆さん，素敵な休日にしてください．そう言えば，３連休ですね．
ここからはお知らせです．当センターで，社会福祉士合格勉強法を企画しました．試験前約2ヶ月を切った今こそ，この時間こそとても大切．この2ヶ月を制したものが，合格します．際しまして，当センターで，正しい勉強法や効率的な勉強法について，講習会をします．
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