ひとつひとつを大切に

15 11 月, 2008 (08:29) | コラム(ライフスタイル), コラム(介護・福祉・医療)

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本日,5時起床.とても体が重かったです.昨日は,インフルエンザの予防接種を受けました.医療従事者は,任意というなの強制ですね.アレルギーを持っていたり,風邪でも引いてない限り,勿論本人の同意なしには行われませんが,殆どの医療従事者がこの予防接種を受けるのではないでしょうか.


その後,横浜市民病院で会議でした(出る直前にも入院相談などがあり5時過ぎの出発だったので,到着したのは6時ギリギリでした).6時から8時くらいまでのとても長いものでした.時間と質が伴っていない気もしますが,仕方ないですかね.仕事ですから「おりこうさん」に会議に参加しました.昨日は,昼にもある大学病院の方々と懇談しました.


ソーシャルワーカーって,勿論,ご家族や患者様ご本人と面談することが多いですが,その他にも,他の医療機関,他の福祉施設,他の在宅支援施設・事業所,病院内の職員などなど・・・本当に多くの方々とお話しする機会があります.これも大切なソーシャルワーク活動の1つなんです.


ソーシャルワーカー(特に,医療ソーシャルワーカー)は,面接室で相談をしているというイメージをもたれている方多いかと思います.確かに,面接の数もとても多いです.このブログでも紹介していますが,朝から休みなく夜までたて続くこともあります.面接・記録・連絡調整の繰り返しですが,その他にも院内・外での会議などもありますし,施設等や民間の事業所などの営業などにも対応します.その他に,業務分析を行ったり,業務改善のための資料作成や分析を行ったりします.会議資料の作成もしますし・・・などなど・・・と,その業務は多義にわたります.


また,医療ソーシャルワーカー/病院(医療機関)は,他の福祉施設や在宅支援の事業所の方々から「敷居が高い」と言われます.これは,私が2005年に行った調査,2006年に発表した論文でも同様の結果が得られました.その後,追跡調査は行っていませんが,現在もまだ日頃の臨床から同じようなことが聴かれます.つまり,改善されていないのです.


ただし,多くの医療ソーシャルワーカーは,在宅復帰・在宅生活支援のためにケアマネジャーとの連携強化や患者様・ご家族の状況に応じた生活設定として福祉施設との連携強化を意識して,業務を行っています.確かに,医療機関特有の意思決定方法やルール,特殊な用語などがありますが,我々医療ソーシャルワーカーは,「病院」と「地域」を『つなぐ』という役割も持っています.


確かに,一部の医療ソーシャルワーカーに,自身もわかっていないのに横柄な態度やごまかしの態度を取る方々もいますが,それはごく一部の医療ソーシャルワーカーです(と,信じたい).わからないのならば,一緒に考えればいいと思う.自己保身でそのような態度を取るべきではないと思っています.この世の中は,わからないことの方が多い.年を取ってくると謙虚さがなくなってきますものね.でも,そこで苦労をしたり,挫折をした人は,またもう少し時間が経つと謙虚さって自然と身についてくるものです.しかし,今は,自己保身ばかりパーフェクトで,苦労や挫折をしない人が多いですから・・謙虚さなんてまったくありません.


いつまで臨床家としてソーシャルワーカーをやっているかわかりませんが,ひとつひとつ,一回一回の面接・面談,出会いを大切にしたいと思います.もう,そのカウントダウンが始まってるかもしれませんし・・


ひとつ,ひとつを大切にしたいと思います.


ここからはお知らせです.当センターで,社会福祉士合格勉強法を企画しました.試験前約2ヶ月を切った今こそ,この時間こそとても大切.この2ヶ月を制したものが,合格します.際しまして,当センターで,正しい勉強法や効率的な勉強法について,講習会をします.


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