信 ~「賭する」ということ

11 6 月, 2011 (08:38) | コラム(ライフスタイル), コラム(介護・福祉・医療), 推薦図書

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論文が発表されました!!

論文名:回復期リハビリテーション病棟の患者及び家族のニーズ構造の精査

―多面的理解と側面間の交互作用性(transaction)を中心としたソーシャルワーク支援―

掲載雑誌:『医療と福祉』NO.89 Vol.44(2) pp23-pp32. 日本医療社会事業協会発行

著者:露木信介(つゆきしんすけ) Tsuyuki shinsuke

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著書・監修した本が出版されました!!

 クエスチョン・バンク社会福祉士国家試験問題解説 2012

出版社:メディックメディア

内容:第20回国家試験から第23回(最新)の過去問題+αの解説集です.

編著:露木信介(つゆきしんすけ) Tsuyuki shinsuke 保健医療分野担当.

参考http://www.medicmedia.com/welfare/book_stateexamination.html

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東京は,雨です.ま,仕方ないですね.何と言っても(なんてったて)・・・梅雨ですからね.この時期は,このシトシト雨を楽しむくらいの気持ちじゃないといけませんね.

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昨日,これからの私の人生にとって,とても大きなチャンスの権利をもらいました.勿論その結論・結果はまだ,もう少し先ですが,その日まで,このチャンスを生かせるように,最大の,最善の努力をしたいと思います.

最前線で活動するってことは,理解されないことや,理解されにくいことも多いです.

でも,そんな時,私の日頃の「おこない」を良く知る人は,口をそろえて,「ちゃんと見ている人は,見てくれています」と,心強い声をかけてくれます.

私も,単純なので,その言葉に後押しされ,今できることを,日々できることを,真面目に,誠実に,続けていくのです.

ちょっと不器用なところもあるので,上手に自分を表現したり,自分をアピールしたいるすることが苦手なのですが,大切なことは,キチンと言語化したいと思います.

私,行動を見てもらえば分かると思って,言語化しないことも多いので,やっぱり,本当に伝えたいことは,キチンと言葉で伝えないといけませんよね.

◆◆◆

私の名前の一文字で,「信」と言う文字があります.辞書的な意味では,①約束に背かないように行動すること.②思い込んで疑わない.「信条・信念・確信・自信」.③手紙(に代わる伝達の手段).「信書・信号・通信・電信」,とあります.

私の名前には,約束に背かないこと心,思い込み疑わない心,伝達する心があるのだということが分かります.

心理学者で,ヴィクトール・フランクル著『夜と霧』の翻訳で知られる霜山徳爾(しもやまとくじ)先生は,著書『人間の限界』で,「信」をこんな風にに解説しています. *霜山先生は,著書『仮象の世界』でも,「信」について記述しています.

 『天才と狂気~人間の限界』 霜山徳爾(しもやまとくじ)著 お薦めの一冊です.

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信ということは,常にひとつの「賭(と)すること」である.何故ならば,信とは,前もって他者の誠実さを先取りすること,だからである.したがって,信はその本質上,いわば盲目なのである.前もって見たり識ったりしていることは,知識であっても信ではない.

世の中にはおのれが目を閉じることによってはじめて明確になる他者の側面と言うものが存在する.

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この一文,この本,何十回も,何百回も読み返しては,色々と考えるんですね.

これを文字通り解釈すれば,信じることの大切さと,信じぬくべきことの絶対,がわかります.さらに,信じるとは,ひとつのもの全神経を「賭する」ことであることがわかります.

つまり,今この私のおかれている状況を考えると,前述の「チャンス」に全力と,全神経を「賭する」ことです.

「賭する」とは,辞書によると,「失敗したら無くしても構わないという覚悟を決めて,そのことに全力を傾ける」意である.

そう,今まさに,この心境です.

ただ,霜山先生の信とは,もっともっと,奥が深い.私はもう少し,霜山先生の「信」や,「賭する」ところの現実を理解できるだけに,心は重たいです.ただ,信じぬくことの先には,真実が待っているのだと思います.

もう少しだけ言っておくと,信とは,この世でなく,あの世で存在する概念なのかもしれませんが,この世の人があの世の人を思い,あの世の人がこの世の人を思うこと・・・ これは,この世でも実感できる唯一の「信」なのかもしれません.

あ,朝から,また色々と,難しいことを考え始めちゃいました・・・ 

でも,こんな雨の日は,湿度で紙の臭いが充満する本を読み漁り,一日を過ごしたい気分です.

しかし,現実は・・・ 一日病院勤務です.昨日も,旅に出たいと言いましたが,今週も東京でお仕事です.

それより,今は,前述の「チャンス」に賭することに集中したいと思います.

それにしても,露木信介って,名前も珍しいし,同姓同名の人と出合ったことないし,なにより,素敵な名前を付けてくれた両親に,感謝したいと思います.あと,薄い記憶では,母方の父(私から見て祖父)も,私の名前には少し関係しているということを聞いたことがありますが・・・

この名前,この人生,大切にしたいと思います.

両親,家族

そして,皆さんに・・・

感謝.

合掌.

あ,〆たかったのですが,合掌も信と関係する行いです.なぜなら,思いや,心を寄せる時に,人は必ず両の手を合わせて合掌するからです.

改めて,合掌. 

 『仮象の世界』 霜山先生の著書ですが,これもまたとても素晴らしい名著.「われわれは他者をどこまで了解しうるか」,「人間にとって痛みとは、不安とは何を意味するのか」などをテーマに,長年の臨床経験のなかで追及しつづけた人間学的省察の記録が修められています.凄いパワーを感じますよ.

 『夜と霧』 読んだことない方は,絶対お薦めの一冊です.他の方によって翻訳されたものもありますが,こちらの霜山先生の翻訳本は,実は,私が,中学生の時,恐る恐る(なんか,その時まだ,「強制収容(所)」と言う言葉自体がとっても怖かったんです)父親の書斎の本棚から引き抜いて,読んだ版(もの)なんです.そして,高校生になっても読み直しました.ソーシャルワーカーになってからも読み直しました.ソーシャルワーカーを目指す方,是非一読して置いてくださいね.この本の一節で,こんな一文があります.

『ナチスの強制収用所から生還できたのは,体力がある人でも,知恵のはたらく人でもない.鉄格子の向こうに沈む太陽,風に吹かれる葉に「なんて美しいんだ」と,感じた人こそ過酷な状況を生き延びる力を持っていた』,と.

これも,なんか,「信」と言う言葉は,概念に繋がりますよね.

是非一読してみてください.梅雨時は,コーヒーや紅茶を飲んでノンビリ本を読むのも素敵な過ごし方ですよね.それでは,素敵な休日をお過ごしください.

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『「ありがとう」プロジェクト』

一日,

10人に「ありがとう」という感謝の言葉を言うこと.

5人から「ありがとう」と感謝の言葉を言ってもらうこと.

重要なのは,感謝し,感謝されることで,人は役割や生きがいを見つけられるものです.

皆さんも今日から是非,セルフチェック.

10人に「ありがとう」.5人から「ありがとう」.はじめてみませんか?

最初は,5人に「ありがとう」.3人から「ありがとう」でもいいですよ.

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