迅速さと,省略
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第23回社会福祉士国家試験の講評
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昨日は,「春一番」が吹いたみたいで~ とても暖かい日中でしたね.20℃なんていう報道でしたが・・・
段々暖かくなって,気分的にも元気に・・・ と,行きたいところですが,何となく,病院での仕事がシックリきてないんですよね.
ま,組織的脆弱さは,今に始まったことではないのですが,医療福祉相談室や,ソーシャルワーカーって,中小の病院では,「いいよう」につかわれてしまうのが,現状です.
勿論,当院も,例外でなく,「いいよう」につかわれています.私が,居てもそうなんですから,きっと,私がこの病院からいなくなったら,医療福祉相談室や,ソーシャルワーカーはいなくなると思います.
とっても,残念ですが・・・ あ,わかりませんよ.私がいなくても,しっかり位置づいていってくれるかもしれませんし・・・(苦笑)
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医療機関で,ソーシャルワーカーが絶対必要かといわれると,医師や看護師のように絶対必要ではないと思います.ただ,このご時勢,ソーシャルワーカーを有効に活用できず,ソーシャルワーカーが病院で位置づいていない病院は,正直,「ヤバイ」ですよ.
実は,大学病院や,大きな病院には,必ず,ソーシャルワーカーはいますが,正直,まったく機能していない大学病院や総合病院なんかたくさんあります.また,中小の病院では,ソーシャルワーカーを雇う体力や,有効に活用できない脆弱な組織もたくさんあります.
皆さんが,もし,病院にかかるときや,利用者さんを病院に受診する時など,ソーシャルワーカー居るか,居ないか.ソーシャルワーカーが機能しているか,していないか.あたりを基準に病院選びをしてもいいかと思います.
ホント,ここだけの話,大学病院でも,総合病院でも,ソーシャルワーカーが殆ど機能していない病院ありますから.そういう医療機関は,組織的に脆弱なので,どんなに優秀な医師がいても,手術や,入院は,医師一人でやるわけでは無いので,院内全体のスタッフや体制が整っていないところがあります.そういうところで,手術を受けるのは不安ですよね.
あと,もうひとつ,電話をかけて,うまく繋がらない病院も,ちょっと・・・
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ここだけの話ですけどね.
ソーシャルワーカーって,とっても大切な仕事だと思いますし,その存在意義を十分理解している組織は,とても有効にソーシャルワーカーを活用しています.そういう病院は,今後,未来が明るいです.
病院名を言うと・・・
なんてことは出来ませんが,ソーシャルワーカー間では,ある程度,「送る病院」,「送らない病院」,「いい病院」,「悪い病院」,「信用できる病院」,「信用できない病院」というのがありますよね.
ただ,残念なことに,ソーシャルワーカーの中にも,入退院を担っているソーシャルワーカーを主語に,入退院の円滑さを,語り,評価する無知なソーシャルワーカーもいますが(自虐行為であることに気がついていない),病院の良し悪しは,正直,医療水準の高さですからね.
あ,この意味分からないですよね.よく,ソーシャルワーカー間でも,「あの病院は直ぐ取ってくれる」,「あの病院は直ぐ取ってくれない」って,受け入れ側のソーシャルワーカーの力量で語る人(ソーシャルワーカー)がいるんですが,そういう発言をする人は,大抵,メゾレベル-マクロレベルが見えていないソーシャルワーカーなんですよね.私は,送り出す(転院)ことも,受け入れる(入院)ことも,両方やっていますが,重要なのは,そのバトンタッチに,ソーシャルワーカーとしてのスピリッツがあるかだと思うんですよね.
もっと,砕けて,簡単に言うと,そこに「愛」があるかだと思うんですよね.
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私,迅速さって大切だと思うですが,もう,一日も,一秒も早く転院させるって言う時代終わったと思うんですね(今医療制度ではそれを強いていますが・・).
これからは,転院の質が重要だと思っています.何故なら,今まで患者・家族は,病院や医師の言われるがままでしたが,インフォームドコンセント(説明と同意)や,セカンドオピニオンなどなど,患者の権利,家族の思いと言うのがとっても重視されてきました.
そういった意味では,転院の際,時間的短縮も重要ですが,質的にいかに,満足や,転院の動機づけをして,バトンタッチするかが重要だと思っています.適切な時期に,適切な場所にいることが重要だと思っています.
だからこそ,ソーシャルワーカーって,病院に必要なんだと思うんですよね.
*ごめんなさい.今日の話,ちょっと分かりにくくて・・・ きっと,医療ソーシャルワーカーの方はよく分かると思うんですけど・・・ ま,それだけ,医療や病院って,異質だということです.
これから,医療界は,絶対変わってきます.一日も早くっていう時代は終わりますよ.きっと.病院機能を生かした,適切な時期に,適切な場所にいることの方が重視されます.そう行った意味では,超急性期・救急の病院には,亜急性期・回復期・慢性期の方はいられませんが,患者家族の医師を完全に無視した転院作業は,終焉を迎えると思っています.
あ,あと,迅速さと,省略は,違い増すからね.迅速さは,大切だと思っていますが・・・ 迅速とは,何もやらないと言うわけではなく,必要なことはしっかりやることだと思っています.どんどん色々なことが省略化されていますが,中長期的に見たら,省略したものの方は,必ずほころびがでますから...
つまり,数や日数ではなくなるのではないかと思っているんです.ただ,数字にしないと,根拠として目に見えないので,これからも,入院日数などの縛りは続いていくのだと思いますが・・・
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生きていることをはき違えて,数字に変えていくのであれば,僕らの人生って,とってもバーチャルなものになってしまう気がするんですよね.確かに,体重や身長,年齢,偏差値,医療区分,介護度・・・ すべて,数字に置き換えてみたものの,そこには人間的な真実なんてどこにもなくて・・・ 同じ人間,同じ価値観,同じ人生を生み出しているだけのような気がするんですよね.
死に方も,生き方も,千差万別あるはずなのに,数字に変えてしまうことで,幾つかのパターンやコースを作ってしまっているような気がして・・・
ヒトの人生って,もっと自由であっていいと思うんですよね.
なんて,ことを,フッと思いました.
お休みの方は素敵な週末をお過ごしください.私は,なんだかんだいったて,病院で仕事です.
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