地域連携会議無事終了

4 12 月, 2010 (06:56) | コラム(ライフスタイル), コラム(介護・福祉・医療), 推薦図書

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それにしても,昨日の朝の雨は凄かったですね.電車が遅れたり,止まったりもしていましたね.


朝から心が折れそうな天気でしたが,気持ちを入れ替えいい仕事ができました.



昨日は,昨日のブログでもお話しした地域連携会議を行いました.準備は,開始の16時半ギリギリまでかかっていました.準備をするといっても,それに没頭してできるわけでもなく,鳴りやまぬ電話を取りながらの準備でした.


研究発表に関する最終合わせも結局できたのは,お昼過ぎ.手直しなどをしたのですが,その手直しを最後通しで確認する時間までは取れませんでした.ということで,ほとんどブッツケ本番状態でした.


でも,とてもよくまとまっていたお思います.


横浜市,川崎市,青葉区の地域福祉計画(地域保健福祉計画)の整理と,地域の社会資源マップの作成,四類型に分けた施設の事例のマッピング(以前の研究で,各施設へのアンケート調査を基に四類型に分けていた)などを通して,地域の連携に関して考察しました.


この研究で言いたかったことは,福祉計画では,地域の住民のニーズを吸い上げ,区が必要な社会資源を各地域に付与しますが,その地域に付与された社会資源は,単なる点の集合体で,点在化された夜空に浮かぶ星のようだったんです(実際マッピングしてみて).で,色々の条件で,地域包括支援センターや,訪問看護,ディケアのように,点と点になんらかの意味があるのではないかを分析したのですが,やはり単なる点の集合に過ぎなかったんですね.


そこで,いくつかの事例を基に,線を引き直してみると,それが「座」として,意味をなしてきたんです.つまり,夜空に浮かぶ星に星座ができたようにです・・・ この座をいくつか組み合わせ,前述の四類型で分析すると面白い結果が出たんですね.


で,ここで何を言いたかったのかというと,地域福祉計画では,地域で生活する地域生活者(住民)のニーズは吸い上げられ,区から必要な社会資源として付与されるが,肝心の生活課題(医療や保健,福祉)の解決についての具体案や連携などは全く示されておらず,凄く現実的なことでは,胃ろうをしながら,癌の末期で,在宅酸素をしながら,認知症の状態で・・・生活するための方策や連携については明確になっていなかったんです.


つまり,生活課題こそ,地域生活を送る上で重要な課題であるはずなのに,この部分がグレーになっていたんです.で,このグレーの部分こそ,我々施設や機関に属するソーシャルワーカーがネットワーキングし,社会資源をマネジメントしていく役割を持っているのではないかと考えたんです.つまり,夜空に点在する星に,星座を一つひとつ意味づけをする作業を我々ソーシャルワーカーがおっていかなければいけないのだと考えました.


ということを発表して,18時20分過ぎまで,皆さんのお付き合いありがとうございました.


そして,病院で一番大きな部屋にも入りきることができなくなりそうな状態になってきました.今後,会場を考えないといけない,嬉しい悩みが出てきました.


いつもいつも参加してくださる地域の施設の皆さまほんとうにありがとうございます.


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