中間管理職

19 10 月, 2010 (08:05) | コラム(ライフスタイル), コラム(介護・福祉・医療), 推薦図書, 東京学芸大学

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なんだか,東京・・ 急に寒くなりました.今日寒いです.そして,曇り空.予報では午後から雨です.


気温が下がると,憂鬱になります.あーまた寒い寒い冬が来るんだなぁ~って.


あ~冬イヤだなぁ. いい子にしてるので,早く早く冬が明けて,春,夏になってください.


ま,そうは言っても・・ あと半年くらいは寒い時期が続くので,日本の四季を楽しみたいと思います.


でも,この頃の旅といえば,ダイビングばかりなので,観光や温泉にでも行こうかと思っています.


◆◆◆


昨日は,午前中病院勤務で,午後から大学の講義でした.


午前中の病院勤務は,朝からバタバタでした.週明けと言うこともあり,朝から電話は多いですし,申し送りをしなければいけませんし,9時半から一本目の面談が入っていますしで・・ 朝からバタバタ.


そして,病院を12時に出るのですが,出る直前まで面接をし,申し送りをし,慌てて病院を後にしました.



で,午後から講義です.約3ヶ月ぶりに学生さんたちとお逢いしました.


まず,一本目の「社会福祉援助技術演習(相談援助演習)」は,グループ形式の授業なので,いつもどおり円形を作り,後期の授業準備を行いました.


夏休みの思い出と,実習に関してそれぞれ語ってもらいました.皆さん,思い思いの夏休みだったようです.


実習も,一日一日で考えたら,結構大変で,しんどい実習だったかと思いますが,それを全体的整理して,それぞれの学生さん個々が独自の解釈をし,納得をしていたようです.


現場の実習指導者が,ソーシャルワーカー(社会福祉士)でなかったり,それを意識していないソーシャルワーカーから指導を受けていた学生さんは,若干,医学モデルで解釈していましたが,それも一つの見方なので尊重したいと思いました.ソーシャルワーク特有の生活モデルに基づく思考については,まだ3年生,4年生でじっくり学ぶことが出来ます.


ただ,学問や視点,理論が違えば,同じ事象を見ていても,解釈や解決の方法が違うことがわかります.ただし,どの学問も,どの理論も,対人援助に係るものはすべて,利用者の「幸せ」を目的にしています.


また,夏休みの思い出としては,就職を考えた方,進路や将来を考えた方,悩んだ方,サークルやバイトに専念した方,実習中心だった方,旅行に行った方,新しい世界に出会った方・・・・・・・ ホント,たくさんの夏休みでした.


時には,考え立ち止まることも大切ですね.ただ,また歩き出すと,新たな問題に遭遇します.


人間の人生って言うのは,問題解決の連続ですから.



で,次に,社会福祉援助術論(ソーシャルワーク論)の講義でした.


こちらは,授業オリエンテーションを軽くして終わりました.後期は,ソーシャルワークの援助過程(援助プロセス)を中心とし,ソーシャルワーク学が重視する,人と環境との交互作用や,ソーシャルインテグレーション,ソーシャルジャスティス(社会正義)などの理論を学習すると共に,基本的なソーシャルワーカーの態度や面接技術などについても学んでいきたいと思っています.


いよいよ,来週からは本格的な講義になります.


切り替えをキッチリして,限られた時間を有効に活用してください.


◆◆◆


帰宅後,通信制(社会福祉士)の再判定(再提出)者のレポートを一気に添削しました.


本日は,一日病院勤務です.カンファレンスや,院長との面談などが予定されています.ま,中間管理職ですから・・ 臨床も,管理も両方をやらなければいけないので・・・ その切り換えも大変ですが,精神的にストレスがある立場です.


中間管理職の皆さん,心と身体のコントロールをしっかりして,バーンアウトしないように気をつけましょうね.コツは,起きている事象や,問題がミクロのレベルものなのか,メゾレベルのものなのかを意識すると楽ですよ.


ミクロとは,個人レベルで,場合によって感情的なレベルのものです.一方,メゾレベルとは,組織・集団と言ったレベルのもで,この場合,会議や公式な場で「議題」として取り扱うものです.


相手の要求や,起きている問題がどちらのレベルか,どちらのレベルで対応するもの中を意識化すると,対応が楽です.


管理職は,多職種のミクロレベル,つまり感情には付き合わないようにすることが重要です.自分が統括する部署内の感情についてとりか遣うことは重要ですが,それが個人の力量や感情の問題なかのか,組織レベルでの葛藤なのかを明確にしてあげることも大切です.


このミクロ,メゾの各レベルを意識するだけで,自分が取り組まなければいけない課題が簡単に明確になります.


それ以外のことはしないことです.


変に根回しする方もいますが,単純明快のほうがいいです.根回ししている間に,変な使われ方をされたり,最終的に全責任を負わされたりすることがあります.


特に,組織が脆弱で,小規模な医療機関や福祉施設では,そういったことが起こりやすいです.気をつけましょう.


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