全体性を理解すること
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本日5時起床. この頃,比較的体調はいいのですが,気分がのってきません.勿論,病院でのソーシャルワークや大学・専門学校での講義は,全力投球だし,気持ちも,とても高い場所でやっていますが…
何となく,日々の生活に活気がありません.ま,普通なのかもしれませんが,なんか,刺激と言うか,活気と言うか… 欲しいんですよね.
そろそろ旅に出ないとダメですかね.
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昨日は,午前病院勤務の後,午後から大学で講義でした.
演習の授業では,いつも通り,面接のロールプレイをしました.昨日は,ケースが大きく動くとても大切な面接でした.ソーシャルワーカーは,ただ相手のペースで話を聴くだけでなく,具体的な支援や具体的なサービスをマネージメントしていく必要があります.
そういった意味では,ソーシャルワーカーが意図的に,介入する必要がありますが,この介入は,アセスメントや援助計画に基づくものです.そして,昨日の授業で,ソーシャルワークとは何かが,少し分かったのではないでしょうか.
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援助技術論の方では,ソーシャルワークプロセスのインターベンションについて整理しました.また,トリートメントについても解説をしました.前期にしっかり,ソーシャルワークの歴史や変遷を整理してきたので,昨日の講義がよく理解できたのではないでしょうか.
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さて,本日は,一日病院勤務です.現在,ケースも結構動いています.全体を把握しながら,必要に応じた面接の実施が重要になってきます.
先日,うちの後輩ワーカーにお話したのは,Aさんひとりのケースだけを見たら,Aさんを全体的に把握し,十分にアセスメントさえ出来ていれば,どの時期に,どのような面接を行えばいいかが,理解できているので,それにあわせて面談日を調整していきます.
が,我々ソーシャルワーカーは,複数のケースを抱えている為,他のケースとも関連させて,面接の日程調整をしていきます.どういうことかというと,例えば,今週は,面接の枠があと一枠しかなかったとした場合,この枠に入れるのは,Aさんなのか,Bさんなのか,Cさんなのかを検討する必要があると言うことです.
つまり,各ケースを横軸とした場合,この思考は縦軸です.
これを実現する為には,個々のケースがしっかりアセスメントされていることと,全ケースの全体を把握していることが重要となります.
こういったところまで配慮しながらケースを動かしているんです.
『博士の本棚』 小川洋子著 素晴らしい本たちが紹介されいます.相談室内でも,本の話をするのですが,私がいつも本を紹介するんですが,つい興奮して… 後輩ワーカーに「あ,それ以上は…」と,止められて… ハッと気がつくんですよね.結末まで話しちゃいそうになっちゃうんです.あと,主人公の超いいセリフとか.
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