ソーシャルワーク実習のポイント
いつも,クリックありがとうございます.皆様のワンクリックがランキングに反映されています.
本日5時起床.しっとりとした雨が降り続く朝です.時々,東京は雨が似合う街だと思うときがあります.私自身あめは余り好きではありませんが,降ってしまったら,それなりに楽しまないと,ただただ苦痛になってしまうのが「雨の日」ですよね.
さて,今日で,6月も終わりです.あっという間でした.本当に一ヶ月が経つのは早いです.明日から7月ですね.6月は,とてもバタバタしました.連休も休みも少なく,仕事の毎日でした.やらなければいけないこともたくさんありましたし・・・ 皆さんの6月はいかがでしたか?
昨日は,午後から学芸大で講義でした.本日は,講義の詳細についてお話しはしませんが,援助技術演習では,皆さん夏休みに実習に行かれるので,実習についてお話をしました.
私からのアドバイスとしては,
①実習先機関の母体や経営主体を理解すること.また,その機関は,どの法律によって規定されているのか.更に,措置施設なのか,利用契約施設なのかなどを理解,整理しておくこと.
②実習テーマ・目的に対して,考察する視点を明確にしておくこと.考察の視点とは,どのような理論や枠組みを使って,分析・考察していくかを事前に準備し,理解して置くことが重要です.
③実習日誌は,例え疲れていても,しっかり書くこと.ソーシャルワーク実習で,実習日誌はとても重要なものです.当院の実習では,学校指定の実習日誌と,サブノートを作成してもらっています.サブノートには,自分の主観をたっぷりと盛り込んで,自身の感情面や情緒面などについても記録してもらいます.私自身も,学生の時,サブノートを書いたのですが,就職した直後から1年間くらいは,何度か見直しました.ソーシャルワーク実習とは,『観察したことを丁寧に言語化し,記録にすることの積み重ね・連続』です.
④主語は,あくまでも「ソーシャルワーカー」であること.患者でも,家族でも,他職種でもありません.この主語が変わってしまうと,混乱してしまいます.勿論,患者や家族,他職種の立場に立って思考したり,言動したりする事はありますが,あくまでもソーシャルワーカーなのです.
このほかにも,たくさんアドバイスをしましたが,この4つは,実習生の皆さんに伝授したい項目です.
援助技術論の方では,1960年代以降のソーシャルワークの統合や乱立する理論やアプローチの整理を行いました.次週も引き続き1960年代以降~近年までの理論やアプローチ・モデルの整理を行っていきたいと思います.フィードバックシートを見てみると,よく理解できていル人と言葉がなかなか頭に入ってこない人に差が出てきてしまっています.この差は,単純に,予習・復習をしているか,していないかの差です.わからない言葉が出てきたときに,都度丁寧に用語辞典などを使って確認するか,しないかの差です.
遅れを感じている学生さんは,予習・復習を徹底することと,用語辞典などを購入して,都度確認を行ってください.
『社会福祉用語辞典』 そろそろ真剣にわからない用語を理解してくださいね.
本日は,一日病院勤務です.本日は,午後から院内のカンファレンス.その後,院外の会議もあります.何となく,本日も,バタバタですが,出来ることを丁寧にやっていきたいと思います.気候や季節の変わり目ですので,ココロやカラダの疲れがピークに達している方も多いのではないでしょうか.何もしたくない.ただ休みたい・・って方も多いのではないでしょうか.無理してやり続けることはありません.目の前のことから,一つひとつやっていけばいいと思います.例えば,起床や食事,活動と余暇など・・少しずつ拡大していきましょう.
『ストレス&プチうつ解消レシピ―最近、元気が出ない…そう感じるあなたに』
このブログの順位へ←このブログのランキングもわかります.今後ともよろしくお願いいたします.
*ブログに関するご質問・感想はこちら blog@tsuyukis-support.sakura.ne.jp