サントリーホール&オイスターバー ~闇の子供たち

22 9 月, 2008 (08:27) | コラム(ライフスタイル), コラム(介護・福祉・医療), 東京保育専門学校, 東京学芸大学

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本日,5時起床.今日は,連休の中日(なかび)・・・しかも,雨.電車も若干,人が少なかったでしょうか.今朝飲んだ野菜ジュースの賞味期限を見て,早いな~とおもいました.何が早いのか・・・ それは,一年がです.「賞味期限 09.1.1」 来年の話ですね.食品の寿命としては,長いのか,短いのかわかりませんが,年末はもう直ぐそこまで来ているんですね.

さて,昨日は,休日だったため,朝少し散歩をし,その後資料整理や原稿書きなど,自宅で仕事をしていました.夕方からは,お出かけをしました.

昨晩は,サントリーホールで音楽を聴いて,赤坂のオイスターバー(牡蠣の食べられるお店)でワインを堪能しました.泣く子も黙るサントリーホールは(泣く子は入れないですね),相変わらずサントリーホールで,ホントに音がいい.高い天井に,音が吸い込まれていくのがわかります.その後,高い天井から静かに,音が舞い降りてくるのもわかります.そして,サントリーホールに住むピアノも,相変わらずとてもいい音でした.サントリーホールに行くと,観客を含めて,音楽が成立することを痛感します.観客の役割は,とにかく静寂をつくること.音楽とこの静寂が一体になったときに,音楽が完成します.そして,その瞬間がとても心地いいです.

その後,赤坂にあるオイスターバーで,白ワインと牡蠣,魚料理をいただきました.白ワインは,超メジャーな魚介類にとてもあうイタリアワインの「ソアヴェ」をいただきました.このソアヴェ,オーガニックでした.牡蠣は,国産(広島産)と,南オーストラリア産,アメリカ産をいただきました.レモン&ライムを絞って,トマトベースのカクテルソースや赤ワインビネガーをトッピングしていただきました.その他に,クラムチャウダーや高知産黒ムツのブイヤベースなどもいただきました.とても満足なお店でした.

本日も,1つ映画のご紹介.『闇の子供たち』http://www.yami-kodomo.jp/です.この映画は,梁石日の同名小説が原作で,売買春や臓器移植のために売られるタイの貧困層の子供たちの姿を,現地の日本人記者(江口洋介他)やボランティア女性(宮崎おおい他)の目を通して描く作品です.東京保育専門学校の授業では,国際福祉について,かなり詳細にお話しているので,もうすでに,この作品を知っている方もいるかと思いますが,とても衝撃的な内容です.

授業でもお話しましたが,日本国内だけに視点をあてて,児童福祉を学習,理解するのではなく,国際的な視点でもそれを考察する必要があるとお話しました.この作品を見ると,改めて,大人の都合で,子どもが幸にも,不幸にもなるんだということがわかります.児童福祉を考える上で,重要なのは,やはり子どもの視点,そして子どもの意見を尊重することだと思います.子どもたちの言葉に,大人が真剣に耳を傾けるべきではないでしょうか.大人だけで作る,大人の都合の子どものための制度やサービスなんて,子どもにフィットするわけがない.他の福祉制度やサービスも同様ですが,当事者不在のまま,議論し,制度を決めていくことに,違和感を感じるのは私だけでしょうか? お時間がある方は,是非,この作品,問題を考えてみてください. 

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