教育なき国は滅び行く
昨日は、夏のような気温に。
関東は、どうやら先週末から梅雨入りしたようです。
本日は、曇り空で、梅雨のようなお天気です。
さて、6月も1/3が終わり、もうすぐ夏ですね。
今年の夏は、実習の夏になりそうです。昨年までは、この夏の期間に、実習生を受け入れていた側ですが、今年からは送り出す側です。両者の気持ちがわかります。
そしてまた、学生の大学での顔も、実習先での顔も、両方知っているので、学生の苦悩や喜びもまた知っているのです。
社会福祉士の教育において、この実習がいかに重要かがわかります。
◆
また、実習教育に携わる現場の実習指導者も重要です。いま、社会福祉士の実習については、この実習指導者も資格を持っている必要があります。ある一定の講座を受講し、実習指導者の要請を受けているのです。
実は、本学でも、この6月末に実習指導者講習が行われます。本学の教員が、実習指導者講習会の講師をするのですが、私もこの講師の一人。「スーパービジョン」を担当しています。
新たな時代の、新たな社会福祉士を生み育てることは、未来の社会福祉を考えたときに、非常に重要なことです。そのために、現在、大学、現場は協力し、未来の社会福祉の担い手を生み育てているのです。
日本では、教育の機会が、当たり前のように、保障されているため、時に、受ける側は、「めんどう」だとか、「うざい」とか、煩わしいものと、思うでしょう。確かに、自分が学生のときも、そういうところがあったかもしれませんが、実は、この「教育」って非常に重要で、「教育」は、「未来をつくること」そのものなのです。
「教育」がないってことは、教育が当たり前のように保障されないということは、「未来」がないってことです。大げさに聴こえるかもしれませんが、これは事実です。
教育のない国は、どこかの国に従属して生きていくしかありません。
日本は、このままだと、どこかの国の属国になりかねない。今こそ、「教育」を充実させ、未来ある子どもたちを育て、育んでいく必要があるのです。
私は、その教育に携わる仕事をしているため、一層努力していきたいと思っています。
さて、今日も一日がんばるぞ。皆さんも素敵な一日をお過ごしください。