これからの子どもたちに

5 10 月, 2011 (07:35) | コラム(ライフスタイル), コラム(介護・福祉・医療)

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 社会福祉士国家試験模擬問題集2012

出版社:中央法規出版

内容:社会福祉士国家試験の模擬問題集です.編集は,日本社会福祉士養成校協会です.

執筆:露木信介(つゆきしんすけ) Tsuyuki shinsuke 保健医療サービス担当.

参考:社会福祉士国家試験受験生は必読の一冊です.推薦します!

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 クエスチョン・バンク社会福祉士国家試験問題解説 2012

出版社:メディックメディア

内容:第20回国家試験から第23回(最新)の過去問題+αの解説集です.

編著:露木信介(つゆきしんすけ) Tsuyuki shinsuke 保健医療サービス担当.

参考http://www.medicmedia.com/welfare/book_stateexamination.html

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雨ですね。

でも、これくらいの気温と、雨の朝。なんか気持ちいいです。

私が自宅を出た6時は、雨というより、雨上がりの朝って言う感じでした。傘は持ってきていますが、傘は使わず最寄り駅までいきました。

ここ数日、秋の空ですね。

私の研究室からは、秋の虫の音が。

そして、私の研究室の裏にはキンモクセイが咲いていて、窓を開けていると、あの秋の甘い香りが部屋に充満します。



昨日は、学生の学部間統合演習の視察のために、大学の近くの病院へいきました。

昨日もお話ししたのですが、大学で教壇に立つ前に白衣を着るなんて思いませんでした。

そして、病院で、白衣を着ちゃうと、ウズウズと、ソーシャルワーカー・スピリッツが。

教員は、あくまでもファシリテーターなので、指導しちゃ受けないんです。

そう、トゥイッターみたいに、ボソボソと、呟く程度の助言にとどめるべきなんですね。

でも、それがなかなか難しいんです。

この演習は、先程もお話したとおり、5学科(看護、理学、作業、社福、健康開発(検査、口腔等)が、ひとつのチームになって、一事例の支援計画などを作っていくものなのですが、チームがそれぞれの形成過程で変化、成長していくことがよくよくわかります。

指導・準備等をする大学、病院は、本当に大変ですが、非常に重要な学習の場を提供していると、心から思います。

そして、快く承諾くださる患者さまや、そのご家族あっての演習です。本当に感謝です。



でも、これから、人口が減少し、また子どもや働く年齢の人口も人口比減少し、更に高齢者の人口や人口比は増大していきます。

このような社会状況の中、これからの日本を支え、発展させるためには、やっぱり若者や子どもへの教育や、安全保障が絶対に必要なんですよね。

そういった意味では、特に保健医療福祉分野での教育や、演習教育は非常に重要だと思っています。

義務教育もそうだし、私が携わっている大学や大学院といった高等教育も重要です。教育を受けるチャンス、それらの環境は私たち大人がしっかり作るべきだと思っています。

子どもの自主性、という言葉で、大人たちは面倒なことは自己責任論にしてしまっていないかを考えないといけないですよね。

でも、その見返り(仕打ち)は、私たち大人が高齢者の時に、しっかり次世代のい子どもたちの世論として突きつけられることです。

次世代に借金を残さないことも重要ですが、もっともっと重要なことがあります。

それは、やっぱり、この複雑で、混乱する社会を生き抜く「人間力」ではないでしょうか。

人間力って何か。それは、知識、技術、倫理や道徳性、そしてタフさ、だと思っています。

あ、これ完全に私の持論です。



また、子どもの食や生活の場などの安全保障も、私たち大人たちが考えるべきものです。

子どもたちは、自分の意思で住居を選択すること、食を選択することが基本的にはできません。

だからといって、例えば原発近隣地で住む大人や親の責任かと言えば、それは、NOです。

やはり、子どもを育てるのは親だけでなく、社会や国がもっと責任を持つべきで、特に今回のような事故によって傷つく人々や子どもたちをしっかりと、国や社会が保護、保障していくべきだと思っています。

これは、原発賛成、反対といった問題とは全く違う次元のもので、今、実生活する子どもたち健康をどうするか? といった超現実的な問題なのです。

さて、私たち大人は、これからの子どもたちに、どんなメッセージを伝え、何をバトンとして手渡していきますか?

私の研究室のある南棟

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