ヒューマンサービスと,ソーシャルワーカー
_____________________________________________________________
メルマガ 社会福祉士をめざす 『露木先生の合格受験対策講座』 後期講座始まります!!
【後期】 8月から1月+国家試験後2ヶ月 購読料:525円/月
更新日:1,5,10,15,20,25日更新 更新回数が増えてより細かく丁寧になります.
《願掛け》 何か目標がある方は是非クリックしてください.
______________________________________________________________________
本が出版されました!! 皆さまのお手元へお届けします.
出版社:中央法規出版
内容:社会福祉士国家試験の模擬問題集です.編集は,日本社会福祉士養成校協会です.
執筆:露木信介(つゆきしんすけ) Tsuyuki shinsuke 保健医療サービス担当.
参考:社会福祉士国家試験受験生は必読の一冊です.推薦します!
______________________________________________________________________
著書・監修した本が出版されました!!
出版社:メディックメディア
内容:第20回国家試験から第23回(最新)の過去問題+αの解説集です.
編著:露木信介(つゆきしんすけ) Tsuyuki shinsuke 保健医療サービス担当.
参考:http://www.medicmedia.com/welfare/book_stateexamination.html
______________________________________________________________________
いつも,クリックありがとうございます.皆様のワンクリックがランキングに反映されています.
東京や,関東は,台風の大きな影響は受けませんでしたが,今朝は,シトシトと雨が降り続いています.
そして,少し肌寒いくらいです.
東京は,やっぱり蒸し暑いですが,南の島に比べると,日差しが半分くらいなので,照りつけるような暑さと言うのはありません.私,今回の島旅で,すっかり,真っ黒になってしまいました.
日焼け止めとか塗ってるんですよ.ちゃんと,しっかり出は無いですけど・・ それでも,焼けるんです.
ま.夏なので,よしとしましょう.
◆◆◆
さて,本日は,一日病院勤務です.
今,相談室内では,組織改正の話し合いが行われています.同時に,対外的な連携や,かかわりについても現在模索中です.
今までどおりに,すべてのことはできませんので,できることを,できる範囲を話し合って,その範囲内で,キチンとできるように,準備をしていく必要があります.
ただ,病院がこの組織改正をどのように捉えているかですが・・ まだまだ組織的に脆弱な私が所属する病院や,同様の規模の機関では,ある組織(部署)が変化しようが,あまり大きな問題と考えていないようです.
何故なら,それは,感情レベルで,どうにでもなると思っているからです.組織的に脆弱な機関や機構は,必ず,問題解決の際,「感情」で解決します.そのため,その度,その度で,解決方法も,結果もまったく違い,非常に不確実なものです.
が,この不確実さも,組織が小さかったり,ある特定の人に多大な力がある場合は,それがもみ消されるので,何も無かったかの如く,通り過ぎ,隠蔽されていくのです.
ただし,この機関が,対外的に,活動をおこない,拡大していくのであれば,この「もみ消し」が必ず,ほころびとなって,問題として表出されます.
さて,その時に,どのように対応するかによって,この組織の未来が決定付けられます.
◆
でも,組織を改正するのは非常に大変なことです.特に,私たちソーシャルワーカーは,「組織」やメゾレベルを意識して,活動をする職種なので,個人レベルから,地域や制度・政策レベルまでを繋ぎ合わせる「メゾレベル」は非常に重要なターゲットといえます.
その組織をどのように統制していくのか,これはソーシャルワーカーにとって,非常に重要なスキルです.
このような作業を通して,後輩ワーカーたちが,更に成長することを祈りたいと思います.頑張ってくださいね.
◆
ただ,現代に医療ソーシャルワーカーになった方々は,組織化から携わっているわけでなく,私たちがどのように医療分野で,福祉の専門であるソーシャルワークを位置づけて言ったのかは,分からないと思います(私もその中では,超若僧ですが,ロビー活動や色々な活動に参加しました).
そのため,色々と組織的な動きをしたり,たくさんたくさん他分野の知識や技術を学んだり,時に一緒に勉強したり・・・ してきました.色々大変なこともたくさんありましたが・・
現代の医療ソーシャルワーカーの多くは,組織が,つまり医療福祉相談室が,「ある状態」で入職した方が多いので,「医療福祉相談室」が,まさかなくなるなんて無い,と思っているでしょう.
が,私たち,組織化してきたソーシャルワーカーは,「明日になくなってもおかしくない」,と思って今までやってきたし,今もそう思っています.
絶対に必要だって言うのはわかっても,それを根拠として示し,病院や組織,患者・家族に認めてもらわなければ,必ずなくなっていきます.
ね.先輩ワーカーの方々・・ そうですよね.
でも,この医療福祉相談室の崩壊現象は,大病院でも起こっているようです.ある大病院のソーシャルワーカーさんも,組織(相談室)がガタガタと崩れているのが分かると・・・
これって,私たち医療ソーシャルワーカーにとって,大問題なんですよ.今その危機感を感じ,抱いている医療ソーシャルワーカーの方って,どれくらいいるのでしょうか? きっと,危機感を持っている医療ソーシャルワーカーさんもたくさんいるはず.
私は,医療福祉論や医療ソーシャルワーク論を大学などで担当しているので,非常に心配しています.分野としてなくなってしまうんじゃないかって.
ソーシャルワーカーの知識や技術は,ニーズの多様化,複雑化する現代において,有用なので,他の専門職にも教授していきますが,私は,やっぱり,ソーシャルワーカーにソーシャルワークをしっかり教授したいと思っています.
そのためにも,私たちの保健医療分野におけるソーシャルワークを大切にしていかないと.
職能団体である日本医療社会福祉協会も含めて,急速に変化する医療情勢に合った,いや未来を予測した医療ソーシャルワーカーの指針や活動を見直さなければならないと痛感しています.
危機ですよ.危機.
最後に,ソーシャルワークは,絶対に必要なので,それをヒューマンサービスやヒューマンケアにどのように生かすかを考えていかなければいけません.
チーム医療といわれますが,連携や協働ありきではないんですよね.チーム医療は,ヒューマンサービスや,ヒューマンケアの支援体制を示すもので,そのために必要なものが連携協働,そして専門職の統合かなのです.そういった意味では,私たち医療ソーシャルワーカー(ソーシャルワーカー)は,ヒューマンサービス,ヒューマンケアとどのように向かい合うかを,明確にしていかなければいけません.
絶対に読んでおいて欲しい一冊です.お薦めの一冊.私たちソーシャルワーカーは,ヒューマンサービスを提供する専門家なんです.では,そのヒューマンサービスとは何か.本書に書かれていますので,一読してみてください.
~~~~~~~~~~~
『夏Project 2011』
1.小さなことに気にしない
2.未来を悲観しない
3.自分に素直でいる
4.相手を大切にする
5.辛い時は泪を流す
6.楽しい時は大きな声で笑う
7.すべての「生けとし生けるもの」に感謝
~~~~~~~~~~~~
今後ともよろしくお願いいたします.左のひまわりをワンクリック.情熱ブログの順位が分かります ⇒
_____________________________________________
ブログに関するご質問・ご感想はこちらからお送りください
_____________________________________________