被災地からの要介護者・患者の受け入れ
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本日は,一日お休みです.そして,「珍しく?」東京にいます.この頃,週末は,どこかへ出かけることが多かったので,一日東京で,雑務や原稿書き,そして次年度の準備などをしたいと思っています.
昨日も,一日病院勤務だったのですが,久しぶり,土曜日の面談がパンパンに予約が入っていました.大地震翌日12日の面談はキャンセルが出て結果的に面接数が少なかったし,先週も,土曜日の面接予約がいつもの土曜日より半分くらい少なかったです.でも,昨日は,通常の土曜日同様に,たくさんの面接予約が入っていました.
入院の相談から,ターミナルの相談,自宅退院の相談,施設入居の相談などなどでした.
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施設入居相談といえば,横浜,川崎の福祉施設は,東方や福島の被災者(要介護者)の受け入れをしています.その結果,横浜や川崎の老人保健施設の通常の待機期間は,約2~3カ月なのですが,被災者の受け入れのため,現在5カ月待ちという所まで出ています.勿論,困っていて,必要がある方を優先的に受け入れることは重要ですが,横浜・川崎に住む要介護者も,入居の必要がある人々です.
必要性としては,どちらも同じなんですよね.横浜や川崎の要介護者たちに,「あなたたちは,被災していないのだから,家族が頑張って,家族介護をしなさい」なんてこと言えないですよね.結果的に,病院で見ていくことになります.ただ,病院も,入院期間に制限がある一般病棟や,回復期リハビリ病棟の患者さんであるため,困っているのが現状です.
横浜・川崎は,もっと,十分な施設・ベットを確保したうえで,そのやりくりや受け入れをするべきだと思います.「困っている人を助ける」というのは,福祉の大前提ですが,このブログで書いているように,「困っている」,「不幸」は比べるものではないので,利用者や患者,要介護者が「困っていれば」どこに住んでいても,どのような状況でも,困っているのです.
ただし,「受け入れるな」と言っているのではないですよ.絶対に受け入れるべきだし,受け入れる社会的な義務があると思いますが・・ そのための体制作りをしっかりしたうえで受け入れる必要があると言っているのです.そうしないと,混乱が生じます.
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私見では,よっぽどでない限り,横浜・川崎の福祉施設は,1名程度の受け入れがどの施設も可能だとおもっています.これは福祉施設だけでなく,医療機関も同様です.この一名の枠をどのように確保するかの方法論の問題だと思うんですよね.施設も,お一人優先で入れたところで,待機が2カ月から5カ月になることなんてありないんですからね.
限りある社会資源をいかに,有効に活用するか.また,ニーズと社会資源を有効に結びつけるか・・・ これってソーシャルワーカーのマネジメント機能です.これを発揮して,被災地の方々が安心して療養できる環境を一日も早く,積極的に確保していきたいと思います.
ただ,公表をしていなくても,東京や横浜の医療機関では,東方や福島で被災された患者や要介護者の受け入れをしている医療機関はたくさんあります.これは,ソーシャルワーカーのネットワークを活用していたり,各医療機関が積極的にその体制準備と,受け入れを行っているからです.
もしも,被災地に要介護者や患者が不自由な生活を送っている方は,親戚や友人や,家族が例えば,東京にいる,横浜・川崎にいる,千葉にいる,山梨にいる,名古屋にいる,大阪にいる,神戸にいる,広島にいる,福岡にいる,鹿児島にいる・・・・ という方は,直接お近くの医療機関や福祉施設のソーシャルワーカーにご相談してみてください.
必ず力になってくれるはずです.
まずはご相談ください.私たち,被災地に行けないソーシャルワーカーは,自分の病院や施設で何かできないかと,悩んでいますので,お声かけください.自分たちの機関で受け入れられなくても,必ず,近隣の機関を紹介し,受け入れ態勢を整えていきます.
ただし,現在福祉施設は,行政指導のもとで受け入れを調整しているところもありますので,その際はやはり行政への相談となります.また,受け入れの裁量は,ソーシャルワーカー個人が有しているものではなく,組織の方針によるものです.ただ,ソーシャルワーカーは結果がどうであれ,必ず組織に交渉してくれると思います.
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『「ありがとう」プロジェクト』
一日,
10人に「ありがとう」という感謝の言葉を言うこと.
5人から「ありがとう」と感謝の言葉を言ってもらうこと.
重要なのは,感謝し,感謝されることで,人は役割や生きがいを見つけられるものです.
皆さんも今日から是非,セルフチェック.
10人に「ありがとう」.5人から「ありがとう」.はじめてみませんか?
最初は,5人に「ありがとう」.3人から「ありがとう」でもいいですよ.
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今後ともよろしくお願いいたします.左のsakuraをワンクリック.情熱ブログの順位が分かります ⇒
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