多(他)職種連携・協働

22 10 月, 2010 (07:50) | コラム(ライフスタイル), コラム(介護・福祉・医療), 推薦図書

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すっかり秋ですね.

昨日は,一日外勤日だったので,午前,午後と講義の一日でした.

で,本日は,一日病院勤務です.

◆◆◆

ちょっとこの頃,病院での仕事の方がバタバタとしていまして・・ 心も,身体も安らぐ暇がありません.多(他)職種と連携し,協働することは本当に難しいです.

そろぞれの言い分や,やり方があるのは分かるのですが,自分たちの主張をする前に,まず自分たちの臨床を見直すべきですよね.更に,他部署を非難する前に,自分たちの臨床をもう一度見直すべきです.

それが出来ていない,感情レベルの案件ばかりで,精神的にも,ドッと疲れが出てしまいます.

とは言え,ソーシャルワーカーは,システムや組織レベルで行動したり,思考した入りすることが多いため,常に悩んでいます.

特に,中堅のソーシャルワーカーや,一人職場のソーシャルワーカーは,この辺りで大分苦しんでいるのではないでしょうか.

中堅のソーシャルワーカーは,自分のミクロレベルの臨床に関しては,ある程度良好に支援できていることが多くなり,次のレベルであるメゾレベルとの対話や関わりを意識し始めますので,自分の存在意義や組織内での役割や機能を思考し始めます.

また,一人職場のソーシャルワーカーの場合は,特に新人ワーカーや中堅ワーカーの場合,苦しんでいるんではないでしょうか.解決方法としては,視覚的に示すことが重要で,業務マニュアルや,一つひとつの内容について流れや書類,手続き方法をマニュアル化することが重要です.それを,他部署と共有しておくことが重要です.

そして,常に,このマニュアルをスタンダードとして,それ以外の対応は,イレギュラーであることを明確にすることが重要です.

と,言っても,感情的に,一方的に非難されることも多いでしょうか,そういった時は,近隣医療機関のソーシャルワーカーの先輩などの力を借りて,対応するのも重要な方法です.

本当に,一人でやっていくと,潰れてしまいますので・・

◆◆◆

私が入職したころの医療ソーシャルワーカーの現状は,まだまだ,多くの医療機関で医療ソーシャルワーカーを採用していなかったし,されていても名ばかりだったり,無資格だったり,事務職が兼務していたり・・ でした.

この頃は,新卒の学生さんも医療ソーシャルワーカーになれる時代になりましたし,ある程度院内での地位や役割・機能が明確な医療ソーシャルワーカーも多くなってきました.

が,やっぱり,医療機関と言う「医学モデル」が中心の場において,福祉を根拠とし,「生活モデル」を採用する医療ソーシャルワーカーは,他職種から見ると,異様なようです.伝わらないこともたくさんありますしね・・・

でも,それを理論やモデルの違いと理解してくれればいいのですが,医療ソーシャルワーカーは無理や無茶をいうって,感情論になってしまうところが,残念なところです.

ま,地道に活動していくしかないですね.

世の医療ソーシャルワーカーの皆さん,がんばりましょうね. 

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